令和7年度心のバリアフリー講演会開催レポート

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ページ番号 C1066680  更新日  令和8年3月11日

概要

開催日

令和8年2月9日(月曜日)

場所
茅ヶ崎市役所分庁舎6階コミュニティホール 大集会室
講師
セイン・カミュ氏(一般社団法人 障がい者自立推進機構 理事)

幼い頃より、両親の仕事の都合で世界各国を回り、6歳の時に来日。現在はタレントとして幅広く活躍。二男一女の父親として、男女参画・子育て支援などにも携わっている。障がい者自立推進機構では障がい者アーティストの支援なども行っている。

開催レポート

当日の写真

当日は、100名近くの方々にご参加いただき、会場は終始活気にあふれていました。質疑応答の時間には多くの質問が飛び交い、参加者の方々が真剣に耳を傾ける様子が印象的でした。

セイン・カミュさんの親しみやすい語り口とユーモアあふれる説明に、参加者の方々も自然と引き込まれていました。その結果、「一歩踏み出す勇気をもらえた」という感想も多く寄せられ、今回の講演会が少しでも皆様のお役に立てたことを嬉しく思います。

今回は講演でお話のあった4つのポイントを中心に、その内容をご紹介します。

1 特別扱いしない配慮

講演では、一人の人として対等な立場で向き合うことの大切さが強調されました。人にはできること・できないことがあります。やりすぎも、逆に何もしなさすぎも望ましくありません。重要なのはバランスです。相手の状況に合わせて自然に関わることが、心地よい関係を作るポイントになります。

2 「分からない」を怖がらない

知らないことや分からないことは誰にでもありますが、怖がって避ける必要はありません。少しでも分からなければ、ちょっと聞いてみるくらいの気持ちで大丈夫。

間違えることは悪いことではなく、学びのきっかけになる場合があります。まずは行動してみることで、心のバリアは少しずつ和らいでいきます。

3 想像力のバリアフリー

相手の立場に立って想像すること自体が、行動の第一歩になります。実際の状況は分からなくても、「この人は困っているかもしれない」と思いを巡らせることで、必要なサポートや関わり方に気づくことができます。

こうした想像の積み重ねが、自然に心のバリアを和らげるきっかけになります。

4 正しさよりも気持ち

大切なのは、「正しいから行動する」のではなく、「役に立ちたい」という気持ちです。嫌々行う配慮よりも、前向きな気持ちからの行動の方が、相手にも自然に伝わります。

例えば「お手伝いできることはありますか?」と声をかけ、もし「大丈夫」と返ってきたらそれでOK。YesでもNoでも構わない、ダメもとで関わる姿勢がポイントです。役に立てれば嬉しいですし、たとえ断られても失敗ではありません。前向きに受け止めることで、次の行動につながります。

積み重ねが心のバリアフリーに

当日の様子2

こうした配慮や行動を重ねていくことで、さまざまなつながりが生まれていきます。誰かの役に立ててうれしいと感じることは、人としてごく自然な感情です。人のために行動することが、自分自身の満足や喜びにもつながる――それもまた、人間らしい素直な気持ちなのかもしれません。

互いに心地よい関係が築かれれば、それは“win-win”の関係になります。時間や気持ちに余裕がないときは、無理に行動する必要はありません。大切なのは、「できるときに、できる形で関わる」ことです。

前向きな気持ちから生まれる行動こそが、互いにとって心地よい関係につながる――それが、心のバリアフリーを広げていく一歩になるのだと感じました。

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