湘南東ブロックし尿処理広域化方針

方針の趣旨について

　藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町の2市1町は、「湘南東ブロック」として位置づけられ、「湘南東ブロックごみ処理広域化調整会議」を設置し、ごみ処理の広域化について検討しています。なお、 し尿や浄化槽汚泥（以下「し尿等」という。）についても一般廃棄物であることからごみと合わせて検討しております。

　平成30年6月閣議決定された第4次循環型社会形成推進基本計画では廃棄物処理に係る担い手の不足、老朽化した社会資本の維持管理、更新コストの増大から、効率的な廃棄物処理が求められているなどの社会状況等を踏まえて、藤沢市、寒川町に1 施設ずつある、し尿処理施設とも行政人口の減少や下水道普及率の向上により、将来の搬入量予測に対し既存施設規模に余剰が生じています。

　しかしながら、浄化槽の維持管理で発生する汚泥及び仮設トイレのし尿の排出が見込まれるため、今後ともし尿処理施設は必要であり、施設の老朽化、延命化等が課題となっています。

　そのような状況から、将来的な課題を解決することを目的として令和4年度に「湘南東ブロックし尿処理広域化方針」を策定いたしました。