令和8年1月24日 国際理解講座「私が見たベトナム」が開催
令和8年1月24日 国際理解講座「私が見たベトナム」が開催
- 掲載日
- 令和8年2月9日(月曜日)
1月24日、茅ヶ崎市国際交流協会主催の国際理解講座「私が見たベトナム」が開催されました。当日は多くの申込があり、約60人の参加者が集まりました。
講師は、元JICA シニア海外ボランティアとしてベトナムやアルゼンチン、タジキスタンなどに派遣され、日本語教師として40年の活動経験がある泉 安佐(いずみ あさ)氏です。
第一部では、泉氏が派遣時代に訪れたベトナムの都市紹介や、ベトナムに対するイメージについての講演が行われました。冒頭では「ベトナムってどんなイメージ?」というテーマで、近くの参加者同士が話し合う時間が設けられ、「食事がおいしいイメージ」「ベトナム戦争の悲惨な映像が思い出される」といった意見が挙げられました。会場にはベトナムを訪れた経験のある方が多く、またベトナム出身の方も参加されており、活発な意見交換が行われ、会場は大いに盛り上がりました。講演では、泉氏が現地で撮影した多くの写真とともに、ダナン、ホーチミン、ホイアンなど、特徴の異なる複数の都市が紹介されました。大量のバイクが行き交う道路や、つぎはぎのように建てられた家屋、屋台で売られる果物など、ベトナムの独特で魅力的な日常風景が紹介され、参加者は熱心に聞き入っていました。華やかで興味深い文化を持つ一方、ベトナムは過去のベトナム戦争において、推定で約1,000万人(諸説あり)が亡くなったとされています。民間人の被害も大きく、戦争の記憶は現在も各地に残されており、戦争を記録する博物館や当時使用されたトンネルには、今も多くの人々が訪れているとのことでした。
第二部では、ベトナムにおける日本語教育についてお話しいただきました。ベトナムでは、1992年の日本・ベトナム間の経済協力の再開を契機に、国家として外国語教育を重視する政策が進められ、日本語を学習する人の数が非常に多いそうです。泉氏は、コロナ禍という困難な状況の中、感染拡大の影響で途中帰国を余儀なくされましたが、その後も工夫を重ねながら日本語教育を続けてきた経験を紹介しました。当時、ベトナムのネット環境が脆弱であるために、生徒全員がカメラをオンにしてオンライン授業を行うことが難しかったそうです。そこでプロフィールに自身の写真を設定するなどの工夫を行い、授業を継続したそうです。最終回の授業で初めて笑顔で手を振る生徒たちの姿を画面越しに見た際には、思わず涙が出たというエピソードも語られました。
泉氏は最後に、「ベトナムは古いものと新しいものが入り交じる、本当に面白い国であり、今後もベトナムらしさを大切にしながら発展していってほしい」と締めくくりました。講座の休憩時間には、練乳入りのベトナムコーヒーやベトナム産のお菓子が振る舞われ、参加者がベトナムの食文化に触れる機会ともなりました。
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