電気コード
家庭にひそむ火災危険 ~家族のみんなに教えてあげよう~
束ねた電気コード
「束ねた電気コードは火災の原因となる」と言うことはご存じの方が多いと思いますが、もう一度簡単に説明したいと思います。
延長コードを使用する際に写真のようにコードを束ねる光景をよく見かけますが、そのまま使用すると・・・
しばらくすると、写真のように束ねたコードから煙が出てきます。
そのまま電気を通し続けると最終的には発火します。
発火に至る経過として、コードを束ねる際の圧力によりビニール被覆内の素線(銅色の線)が数本切れてしまったためにビニール被覆内の温度が上昇した事、コードが束ねてあるために熱が束ねた箇所にこもってしまった事等によるため、ビニール被覆が溶けてしまいそこから発生したガスに発火したことや、剥き出しになった素線と素線が接触したためにスパークし発火すること等が考えられます。
このような災害を防ぐために、写真のような注意書きや使用上の注意等を読み、正しい使用を心がけて下さい。
(注釈)なお本実験では、スパークした火花が配線のビニール被服に着火するよう細工しています。実際には配線のビニール被服だけでなく、ほこりや周囲にある燃えやすいものに着火します。
ちょっとした心がけや知識で、悲惨な火災を予防する事が出来ます。皆さんもお家の中を点検してみて下さい。
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