企画展「開高健 手書き原稿の宇宙」

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ページ番号 C1059985  更新日  令和6年10月9日

イベントカテゴリ: イベント その他  ジャンル:文化・歴史・生涯学習

後期企画展チラシ

開催期間
令和6年10月26日(土曜日)から 令和7年5月6日(火曜日) 4~10月 10時から18時まで(入館は17時30分まで) 11~3月 10時から17時まで(入館は16時30分まで)
開館日

金曜日、土曜日、日曜日及び祝日

(注)年末年始休館(12月29日から1月3日まで)、その他臨時休館有り

 

会場

茅ヶ崎市開高健記念館

交通

JR茅ケ崎駅南口より約2km

[コミュニティバス]東部循環市立病院線・松が丘コース「開高健記念館」バス停下車すぐ
[神奈中バス]辻堂駅南口行き 辻02系・辻13系「東海岸北5丁目」バス停より約600m

内容

 昨今、作家たちが原稿を「書かなく」なっている。コンピューターのキーボードを打って「書く」のであるー。万年筆や鉛筆で原稿を手書きする作家は、いまや「絶滅危惧種」と珍しがられるほどですが、人気作家・浅田次郎は日本近代文学館・夏の文学教室でキーボードで「書く」と作品が長くなりがちな傾向を警戒し、「私は手書きを続ける」と講演を結んでいます。

 ワープロで純文学作品を書いた最初の著名作家は開高健より6歳年長の安部公房。その「方舟さくら丸」(1984)から40年、生誕100年にあたる今年、安部が残したコンピューターのファイルから未発表原稿が発掘されて話題になりました。

 当時、安部は初期のワープロを使用していました。進化したワープロの使用を安部から勧められた11歳後輩の大江健三郎は、その後も手書きを貫き、ノーベル賞を受賞したのですが、開高もまた、生前にワープロがどんなに使いやすくなっても、原稿は自ら「六本目の指」と称した万年筆で書き続けた人でした。

 開高健はどんな文字を書いていたのか。本企画展では「直筆原稿版」出版の金字塔ともいえる「夏の闇」を中心に原稿や手紙、色紙などを一挙に展示、開高直筆の文字を通してこの作家の成長と変容をたどります。今回は、この「夏の闇」の複製版を会場で自由に手に取って読んでいただけます。

対象

小中学生、一般(大人)、シニア

費用

200円(隣接する茅ヶ崎ゆかりの人物館との共通観覧料は300円)

(注)18歳未満及び高校生以下無料

 

主催

茅ヶ崎市

 

企画展に関するお問い合わせ

茅ヶ崎市開高健記念館(0467-87-0567)

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このページに関するお問い合わせ

文化スポーツ部 文化推進課 文化推進担当
市役所本庁舎2階
〒253-8686 茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目1番1号
電話:0467-81-7148 ファクス:0467-57-8388
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