7日分の備蓄をしよう!
7日分の備蓄をしよう!
大きな地震災害が発生すると、道路、交通、水道、電気、ガス、電話などのライフラインが寸断され、平常時のように生活必需品をそろえることができません。ご家庭での対策として、最低限7日分の備蓄を心がけましょう。
備蓄は、次のものを参考に準備しましょう。
1 食糧品
- 主食
乾パン、インスタント食品、乾燥米を使った五目ご飯(一般的にはお湯を注いで食べます)、おかゆ(レトルト食品でそのまま食べることができます)、パックされたもちなど - 副食
梅干し、缶詰、味噌、醤油、塩など - 子ども、乳幼児に必要なもの
粉ミルク、離乳食、おやつ
2 水
- 飲料水
命をつなぐ水。飲料水として一人一日3リットルが目安です。ミルクを作るのにも必要ですね。ペットボトルに入ったミネラル水は飲料水のほか、けがをした場合に傷を洗浄するのにも役立ちます(医療救護場所へはペットボトルを持参して行きましょう)。飲料水袋(ビニール製で背負うことができます)や、ポリタンクは、給水車から給水を受け、自宅等に持ち帰るときに必要になります。 - 生活用水
浴槽や洗濯機に汲み置くと洗濯、トイレなど生活用水に使用できます。
3 トイレ
- 簡易トイレ・汚物処理セット
災害時は避難所に仮設トイレが設置されますが、初動時はトイレの不足が見込まれます。自助でのトイレ対策はいざというとき大変役立ちます。組み立て式の簡易トイレと汚物処理セット(袋、凝固剤、消臭剤等)を備蓄しておくと自宅のトイレや部屋を活用することができます。
- 乳幼児に必要なもの
紙おむつ
4 その他
- 卓上カセットコンロ
煮炊きに重宝します。ガスボンベなどの燃料も一緒に備蓄してください。 - マンションではエレベーターは動かない!
地震災害が発生すると、マンションなどのエレベーターは停止して、長期間使用できなくなることが想定されます。上層階にお住まいの場合は、階段を利用するしかありません。給水車が来て、給水を受ける場合を想像してください。大変な重労働になります。このようなことからも、日ごろからの備蓄が大変重要です。
非常持ち出し品をそろえよう!
地震がおさまりました。転倒防止対策をし、家具の下敷きになることもなく、みな無事でした。
でも、あたりは騒然としているでしょう。街中が停電し、夜間ならば真っ暗、水道も、ガスも使用することはできないと考えてください。電話も通じません。
不安にかられたあなたはお子さんを連れて、あるいはご家族と、避難所に避難することにしました。避難するとき必要となるものについて考えてみましょう。
非常時の持ち出し品の例は「非常時の持ち出し品」のページをご覧ください。
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