検証を実施し、議会基本条例を改正しました（令和5年3月）

検証を実施し、議会基本条例を改正しました（令和5年3月）

　市議会では、平成23年4月に議会基本条例を施行後、平成26年度及び平成30年度に条例の検証を行い、本条例の改正を行いました。令和4年度は、前回の条例検証から4年が経過することから、本条例の規定（条例の検証及び見直し）の規定に基づいて、令和4年4月より議会内にある「議会運営委員会」で条例の検証を行いました。

　検証の結果、令和5年第1回定例会に「茅ヶ崎市議会基本条例の一部を改正する条例」を議会提案により提出し、令和5年3月23日に賛成多数で可決しました。

条例の主な改正内容について

改正内容	説明
正副議長選挙における所信表明会に関する規定の新設（第10条）	議会は、議長及び副議長の選出に当たり、市民に選出過程を明らかにするため、それぞれの職を志願する者に対して所信を表明する機会を設けることとしました。   （注）上記の所信表明会の取り組みは、本市議会において平成29年から令和5年3月現在まで計3回実施してきたところであり、継続的な取り組みとして定着してきたことから、今回、所信表明会の根拠となる規定を設け、所信表明会の取り組みを積極的かつ継続的に推進する姿勢を明らかにしたものです。
議員の活動原則の規定の改正（第6条）	これまで規定していた4項目に加え、新たな議員の活動原則として、「議員は主権を有する市民の代表として、良識ある活動及び行動に努めるものとする。」という項を追加しました。

 

条例改正までの経過

日時	経過
令和4年4月13日	議会運営委員会で、令和4年度に議会基本条例の検証を実施することを決定
令和4年5月17日	議会運営委員会で、条例検証のスケジュール及び検証方法を決定
令和4年5月30日～10月7日	議会運営委員会で、条例の各条文などについて検証を実施
令和4年10月24日	市議会の全員協議会において、検証結果及び条例改正（素案）を共有
令和4年11月4日～12月6日	条例改正（素案）について、市民にパブリックコメントを実施
令和5年1月17日	議会運営委員会で、パブリックコメントで頂いたご意見を踏まえ、市議会の考え方を整理するとともに、条例改正（素案）等の加筆修正等について協議
令和5年1月26日	市議会の全員協議会において、パブリックコメントを頂いたご意見及びそれに対する市議会の考え方等を共有
令和5年1月26日	パブリックコメントの実施結果を公表
令和5年3月23日	令和5年第1回定例会で条例改正の議案を可決（賛成多数）