広報ちがさき 2023年(令和5年)1月1日号 1面 No.1174 茅ヶ崎市郷土芸能大会で迫力ある演奏を披露した圓藏祭囃子保存会のみなさん ※ 撮影のためマスクを外しています 景義ゆかりの圓藏祭囃子 未来につなぐ祝賀の響き 社会教育課文化財保護担当 圓藏祭囃子(えんぞうまつりばやし)は鎌倉時代、源頼朝の重臣で円蔵に館があった武士・懐島景義(ふところじまかげよし)が、戦勝祝いに楽人を呼んで、太鼓や笛を奏でて楽しんだものが元になったと言われてます。「懐島きざみ囃子」という細かなバチさばきは他の祭囃子にはない叩き方です。 1975年、市重要無形文化財第1号に指定。圓藏祭囃子保存会では郷土の芸能を未来に伝えていこうと、後継者育成などの活動を行っています。会長の亀井利光さんは「会員は子どもから大人まで約70人。親子3代で活動する会員もいます。太鼓を叩いていると楽しくて自然とみんな笑顔に。イベントなどで演奏する機会もあるので、ぜひ見に来てください」と話してくれました。