広報ちがさき2022年(令和4年)11月1日号5面 No1172 11月14日は世界糖尿病デー 自覚なく重症化する糖尿病に注意 保健所健康増進課健康づくり担当☎(38)3331  糖尿病は血糖値を下げるホルモンのインスリンが十分に働かないために、血液中の糖が増える病気です。日本では成人の約5人に1人が糖尿病、または予備軍といわれています。自覚症状がないまま進行し、重症化すると心臓病、失明、腎不全などさまざまな合併症を起こすため、予防と早期治療、治療の継続が重要です。 ■高血糖予防のポイント  日ごろから血糖値の上昇を抑える習慣を付けましょう。 □食事は1日3食、決まった時間に適量を摂る □野菜、海藻から食べ始める □有酸素運動(ウオーキング、ラジオ体操など)と筋力トレーニングを組み合わせて行う ※筋肉量が増えるとインスリンの効きが良くなり血糖値が下がりやすくなります 世界糖尿病デーに合わせ、各地でブルのーライトアップも QRコード 世界糖尿病デー 市民の活動だより ちがさき市民活動サポートセンター☎(88)7546 ふらっと南湖(南湖ハウス)  子どもや若者たちの小さな声を聴いて社会に届けたり、親の子育てを応援するファミリーサポートや里親を増やす活動をしています。さまざまな出会いの場としてのイベントも開催しています。 子どもも大人も楽しく学びあう  生みの親と一緒に暮らすことができず社会的な養護を必要とする子どもたちの未来を、より良いものにという思いが活動の原点です。定期的に勉強会やイベント、児童養護施設を出た若者たちとの交流をしてきました。今後は、問題の入り口となる母親の孤立や子どもの虐待予防の活動も行っていきます。一緒に親や子どもたちの笑顔をつなげる活動をしてみませんか。 活動日 ①開放日/月・水・金曜日10時〜16時②勉強会/土・日曜日、祝日で月数回 場所 ①南湖ハウス②南湖ハウスと公共施設 問合 ☎(82)7155 イベントのゲストと一緒に QRコード 団体HP 松本 素子代表 茅ヶ崎のみどりを未来へ VOl.4  知るから始まる、みどりの保全。市内に残る自然環境や生育・生息している生きものを季節ごとに紹介します。 景観みどり課みどり担当 多様な自然環境を楽しめる柳谷 北部にある市内最大規模の谷戸  大部分が県立茅ケ崎里山公園に含まれる柳谷(やなぎやと)の大きな特徴は、一年中葉がある常緑樹と冬になると葉が枯れ落ちる落葉樹が混在する樹林地と水田や池などの湿地や水辺環境、さらには草地など、さまざまな環境が一つの谷戸(やと)にあることです。その面積は、谷戸としては市内最大規模の24haで、これは東京ドーム約5個分の広さです。 豊かな自然環境には、多くの生きものが集う  多様な自然環境が残る柳谷には、季節ごとにさまざまな植物が花を咲かせ、秋にはツリガネニンジンやワレモコウなどの花が谷戸を彩ります。  バッタ類が生息する草地には、それらを餌とするモズやホオジロなどの鳥類が訪れ、水辺環境にはアズマヒキガエルやヒバカリなどの両生類や爬虫類が生息し、それらを捕食しにアオサギなどの水鳥もやってきます。 みどりを守る活動  県立茅ケ崎里山公園では、公益財団法人神奈川県公園協会、茅ケ崎里山公園倶楽部が管理・保全作業を行い、柳谷の自然に学ぶ会、茅ヶ崎野外自然史博物館が主に自然観察会を行っています。みなさんも良好な自然環境を保つため、生きものを捨てない、持ち込まない、持ち出さないようにしましょう。 QRコード みどり団体一覧 オナガササキリなどのバッタ類も生息する 約20cmと小さめだが肉食のモズ 釣鐘のような花のツリガネニンジン