広報ちがさき 2022年(令和4年)6月1日号 2面 No1167 第17分団/第22分団(茅ヶ崎ファイヤーレディース) 私が消防団で活動する理由  自分たちの地域は自分たちで守るという強い思いと共に、消防団員として活動する第17分団長の鈴木広美さんと、第22分団長(茅ヶ崎ファイヤーレディース)の小澤雅子さんに、消防団での活動や地域防災について聞きました。 地域に消防団はなくてはならない存在 子どもの防災教育なども必要 小出地区堤第17分団長  鈴木広美さん(団員歴5年) 消防団ON  もともと防災には興味があり、消防自動車に乗る女性消防団員の方が格好良くて、自分も運転してみたいと思ったのが入団のきっかけです。  私が住む堤は山側の地域なので、大きな災害が起きると消防職員がすぐに来られない場合があります。その時、地域を守るために消防団はなくてはならない存在です。同じ地域に住んでいるからこそ、被災後も「あの人はどうしているかな」と心を配り、対応できます。何かサポートできないかとお話を聞きながら、できる限り寄り添うようにしています。  地域防災力を高めるためには地域全体で防災意識を高めることが必要です。防災リーダーになる女性も増えているので、子どもたちの防災教育も地域で行っていきたいです。 消防団OFF 将来の夢が消防士になった息子さんと料理を楽しむ鈴木さん 憧れの消防団に入団 女性が参加しやすい環境づくりも推進 第22分団長(茅ヶ崎ファイヤーレディース)  小澤雅子さん(団員歴9年) 消防団ON  消防団員だった夫の姿にずっと憧れていたので、女性消防団員の存在を知り、すぐ応募しました。  入団して主に防災指導や啓発活動などを行っています。注意喚起を行う訪問活動では、女性団員が世代に合わせてきめ細やかな対応を心掛けているため、地域の方も安心して話してくださいます。  消防団で地域に貢献したいという共通の目標を持つ仲間ができたことは、貴重なことだと思います。お子さん連れで定例会に参加できるなど、女性が参加しやすい環境を作っています。ぜひ一緒に活動しませんか。 消防団OFF 農家を家族で営み、お孫さんと枝豆の世話をする小澤さん 消防技術などを競う全国女性操法大会に出場 火災想定訓練(遠距離送水) 放水を披露(消防防災フェスティバル) 団員を募集する劇(消防防災フェスティバル) ■ 消防団を見たい  消防防災フェスティバルや消防出初(でぞめ)式で、さらに消防団の魅力を知ることができます。 ■ 救命講習をしたい  自治会や学校などの要望で、救命講習(心肺蘇生・AEDの使い方など)も行います。詳細は消防署消防指導課へお問い合わせください。 消防団員募集 働いている方も学生の方も主婦の方も  災害時に少しでも役に立ちたい、地域に貢献したい、消防業務に興味があるという方は市で申し込みまたは消防本部警防救命課へお問い合わせください。 消防団 広告掲載のお申し込み・お問い合わせは秘書広報課へ こころのバリアフリー市民部会 誰もが安心して過ごせるまちづくりのために市民のみなさまに「ありがとう」を伝えていきます。【都市政策課交通計画担当】