広報ちがさき2022年(令和4年)3月1日号2面 No1164 消防の広域化で変わること 広域化により、市消防本部職員258人と寒川町消防本部職員58人が統合されて総勢300人以上に、出動車両は34台から43台になり、消防体制が強化されます。その他、両市町が負担する予算軽減などの効果があります。 最大3分早く現場に到着 各消防施設には消防隊や救急隊などを配置しています。市と町の境を越えて現場に一番近い部隊が駆け付けることで、到着時間が最大3分早くなり、救命率の向上が見込めます。 多くの119番通報に出動可能 部隊数が増えるため、より多くの119番通報に備えられます。また、出動部隊を柔軟に選べるようになり、災害対応力が向上します。 財政負担の軽減 両市町が管轄する人員や車両などの重複をなくし、人件費や車両の購入費などの財政負担を軽減できます。 寒川町 寒川分署★ 消防 救急 茅ヶ崎市 本署 消防 救急 救助 指揮 本部 鶴嶺出張所 消防 救急 水難 海岸出張所 消防 救急 水難 小出出張所 消防 救急 松林出張所 消防 救急 小和田分署★ 消防 救急 消防本部 本部 ★広域化で名称変更 消防施設 部隊の配置 広域化により、小和田出張所は小和田分署に、寒川町消防本部は寒川分署に変わり、1本部1署2分署4出張所になります。 最前線で活躍する消火の要 消防隊 消防 火災、風水害などあらゆる災害現場で人命を守り、救急隊と連携した支援活動も行います。 人命をつなぐ命の守り手 救急隊 救急 交通事故などでけがをした人や急病人のもとにいち早く駆け付け、応急処置を行って病院へ搬送します。 救助活動のスペシャリスト 救助隊 救助 特殊な機材や技術を使い、火災で建物に取り残された人や事故で身体が挟まれた人などを救助します。 災害現場の司令塔 指揮隊 指揮 火災で逃げ遅れた人の有無など部隊が効率よく活動できるよう情報を集め、指示を出します。 水の事故のエキスパート 水難救助隊 水難 海や川などの事故で水上オートバイを使った救助や、潜水による捜索を行います。消防隊が兼務しています。 消防本部を支えるジェネラリスト 本部職員 本部 市町民への火災予防啓発や救命講習などを行います。本部にある消防指令センターでは、119番通報を受けて部隊に出動指令を出します。 広域化で変わらないこと ■緊急通報ダイヤルは「119」番 ■火事や救急は119番へ。消防本部が両市町の通報を受け付けます ■消防団は今までどおり 両市町の組織として活動を行います ■※消防団…消火・救助活動、防火啓発活動などを行う地域住民による消防組織 動画でも広域化を紹介 消防の広域化 こころのバリアフリー市民部会 誰もが安心して過ごせるまちづくりのために市民のみなさまに「ありがとう」を伝えていきます。【都市政策課交通計画担当】