広報ちがさき2022年(令和4年)1月1日号1面 No1162 大会に向けて準備する柳島凧の会と茅ヶ崎南地区まちぢから協議会 ※ 撮影のためマスクを外しています 文化と浜辺の継承、みんなの想いをのせる凧 新春を寿ぎ大空へ舞い上がれ 秘書広報課広報担当 毎年、1月2日と3日にサザンビーチちがさきで開催される新春凧揚げ大会が新型コロナウイルス感染症に配慮した形で開催されます。本大会は、新春を祝う行事として2015年から開催され、市民に親しまれ今年で8回目を迎えます。第4回から大会を主催する茅ヶ崎南地区まちぢから協議会会長の倉金さんは「大会が目指すのは、子どもたちに凧揚げの楽しさと文化を伝え、多くの人に茅ヶ崎の浜辺を好きになってもらうこと。海での楽しい思い出と、海を大切に思う心を育んでもらいたい」と話してくれました。 将来を見据え、笑顔あふれるまちへ 明けましておめでとうございます。市民のみなさまにおかれましては、輝かしい新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。 昨年は、新型コロナウイルス感染症の猛威により、幾度かの感染拡大の局面がありましたが、感染症対策へのご協力やワクチン接種が一定程度進んだことにより、感染者数が減少に転じました。医療従事者をはじめ市民のみなさまには改めて感謝申し上げます。 本年は、感染症の動向を引き続き注視し、希望する方へのワクチンの3回目接種を迅速に進めるなど感染拡大防止に万全の対策を講じながらも、市民の暮らしの質を高め、維持するための事業を優先的に取り組んでまいります。 未来の笑顔のために 子どもたちの保険内診療の医療費を助成する小児医療費助成事業や保育コンシェルジュによる相談の継続的な実施、新たな認可保育所や児童クラブを開所しました。本年も、安心して子育てのできる環境の整備や子どもたちを応援する取り組みに尽力してまいります。 また、地域経済の再生にも力を入れ、キッチンカー出店など飲食店事業者の支援や、地域の魅力再発見に繋げるための取り組み、市内への企業移転やサテライトオフィス設置の支援も継続してまいります。 回復力のあるまち 昨年、国際宇宙ステーションから帰還した市ゆかりのJAXA宇宙飛行士・野口聡一さんが搭乗していた、クルードラゴン宇宙船の名前「レジリエンス」にもあるように、市民生活や地域経済が回復に向かう取り組みを実施してまいります。少子高齢化が進む中でも、さらにまちの魅力を磨き上げ、市民のみなさまに本市に住んでいてよかったと実感していただけるよう、まちづくりを進めてまいります。 最後となりますが、2022年がみなさまにとって、健やかで幸多き年となりますよう、心からお祈り申し上げ、私からの年頭の挨拶といたします。 茅ヶ崎市長 佐藤光