広報ちがさき2021年(令和3年)11月1日号5面 No1160 10/29(金)〜2022年3/27(日) 茅ヶ崎ゆかりの人物館・開高健記念館 茅ヶ崎の芸能史巡りとベトナム戦記 文化生涯学習課文化推進担当 ゆかりの人物館では芸能史を巡る展示を、開高健記念館では開高が執筆したベトナム戦記をテーマにした企画展を行います。 人物でみる茅ヶ崎と芸能 茅ヶ崎ゆかりの人物館☎(81)5015 市内に残る資料やゆかりの人物から、茅ヶ崎の芸能の起源や、今も伝承され愛される郷土芸能、民衆を楽しませた大衆芸能、伝統の古典芸能との関わりをご紹介します。 開高健と秋元啓一 「ベトナム戦記」の全頁にキミがいる 開高健記念館☎(87)0567 1965年、カメラマン秋元啓一と共に南ベトナム全土を従軍取材していた開高は、南ベトナム解放民族戦線に包囲され、死を覚悟し秋元と遺影を撮り合います。当時を伝えるベトナム戦争の全記録をご紹介します。 開館時間  金・土・日曜日、祝日の10時~16時30分(入館は16時まで。年末年始は休館) 場所 茅ヶ崎ゆかりの人物館・開高健記念館(東海岸南6-6-64) ほか 観覧料各館200円(2館共通300円。高校生以下、18歳未満は無料) 市民の活動だより  ちがさき市民活動サポートセンター ☎(88)7546 子ども未来塾 「地域で育てる地域の子ども」という考えから、近隣の小学生と中学生を対象に、無償の学習支援活動をしています。 未来ある子どもたちに丁寧な支援を 子どもたちは学年を越えて話し、保護者同士はあいさつを交わす和気あいあいとした教室は、勉強をする場としてだけでなく、地域交流の場にもなっています。夏休みなどは教員志望の大学生や元教員も手伝い、宿題のサポートや進級に向けた復習を丁寧に行います。 未来ある子どもたちの役に立ち、必要とされることが喜びです。体験や見学、地域で同様の学習支援を行いたい方はご連絡ください。 活動日 毎週①水曜日15時30分~、土曜日9時30分~②金曜日15時30分~いずれも2時間 場所 ①下赤羽根自治会館(赤羽根377) ②「子ども未来塾~創」想月庵(赤羽根41-6) 問合 ☎(51)9293、メールkodomoha.mirai@gmail.com 長谷川秀喜代表 湘南広域ニュース 今回のテーマは「自然・紅葉」 〈茅ヶ崎市〉 茅ヶ崎の海が作り出す自然と文化 茅ヶ崎のシンボル、「えぼし岩」。正式名称は姥島といいます。大小50個以上からなる岩礁群で、最大の岩の形状が烏帽子(昔の公家のかぶり物)によく似ているため「えぼし岩」と呼ばれています。豊かな漁場として海産物をもたらすだけでなく、観光名所としての魅力も持ち合わせています。ごつごつと大きく、インパクトのある外観をより近くで楽しみたいと、周遊船やダイビング、SUPなどをする人で、にぎわっています。 古来、人々がえぼし岩に魅了されていたことが、平安時代の和歌からうかがえます。例えば、京都の公卿近衛某の和歌「相模なる小和田が浦の姥島は たれをまつやら ひとりねをする」。京都から地方へ向かう際、一面広がる海に浮かぶえぼし岩に京都で待つ人を重ね合わせて詠んだと考えられています。ちなみにこの歌は、伊豆漁民と小和田村民とのえぼし岩周辺の領有地をめぐる争いの際に一役買ったともいわれています。今も変わらず海に佇んでいるえぼし岩は、四季を問わず茅ヶ崎の自然と文化を私たちに感じさせます。 問合 秘書広報課広報担当 〈藤沢市〉 秋空の下を彩る色とりどりのコスモス 秋の代表花であるコスモスは、早いものは7月下旬から見頃を迎え、地域や品種によっては11月中旬まで長期にわたり見ることができます。 藤沢市内のコスモスは10月中旬が見頃で、例年多くの方が訪れ秋を堪能する姿が見られます。遠藤地区では、2005年から景観形成のため遊休農地を活用し、市内の若手農業者団体「さがみ農協藤沢市青少年藤友会」がコスモスを育てています。湘南大庭地区では、2015年から藤沢市とさがみ農協藤沢市農業経営士協議会、若者しごと応援塾ユースワークふじさわが連携してコスモスを育てています。両地区ともに丹精込めて育てられたコスモスが畑いっぱい咲き乱れ、風光明媚な景色を観賞するだけでなく、地域社会のふれあい・交流の場としても活用されています。 問合 藤沢市農業水産課農政担当 ☎0466(50)3532 〈寒川町〉 緑に囲まれた宮山緑地 弁財天が祭られた池  寒川小学校北側の坂の途中に、かつて湧水をたたえた池があります。中央に弁財天を祭った石の祠があることから「弁天池」「弁天さん」と呼ばれ、古くから地域の人たちに親しまれてきました。  江戸時代初期には、湧水が豊富に出ており、この池を整備し、弁財天を祭っていたようです。池の中には三つの島があり、当時の弁財天は木で作られていました。この池はかんがい用水として付近の田畑を潤していたと伝えられています。宮山村の概要を記した「村明細帳」には「溜池一反二畝(約1200平方メートル)」と記されていて、幕末の宮山村の絵図にも渦巻き状の池の絵が描かれています。現在、池の周りは多くの木々に覆われ、秋の紅葉が楽しめる安らぎの散策路となっています。 問合 寒川町広報戦略課広報プロモーション担当☎0467(74)1111 海岸地区まちぢから協議会 宝くじ助成で掲示板を設置 市民自治推進課地域自治担当 海岸地区まちぢから協議会は、宝くじの社会貢献広報事業として、宝くじの受託事業収入を財源としているコミュニティ助成事業で海岸地区まちぢから協議会掲示板を6か所設置しました。 自治会に加入されていない方も含め地区住民が情報を得ることで地域の交流が活発化されています。 寄付のお礼と公表(敬称略) 企業・個人の方から寄付をいただきました。心より感謝申し上げます。 〈子ども未来応援基金へ〉▷株式会社湘南美装=10万円▷堀田佳秀=3万5000円▷茅ヶ崎市内郵便局募金箱=3万8628円▷匿名=23万5000円 〈社会福祉協議会へ〉▷小松澤美千代=1万円 〈市へ〉▷株式会社伊藤園=9万6610円▷大塚ウエルネスベンディング株式会社=3万円▷茅ヶ崎ローカルファースト研究会=1800円▷明治安田生命保険相互会社大船支社=74万9500円▷株式会社ノジマ=ポータブル電源他4件▷内田菊子=歴史文書▷鈴木隆=車いす