広報ちがさき2021年(令和3年)11月1日号3面 No1160 決算 財政課財政担当  令和2年度の決算が9月の市議会で承認されました。新型コロナウイルス感染症対策により、普通建設事業費や積立金、維持補修費が減ではあるものの、国の各種給付金や新型コロナウイルス感染症対策事業費の増により決算規模総額は、前年度に比べ増加しました。詳細は11月1日(月)から市ホームページでご覧いただけます。 一般会計 本号で掲載する数値は、茅ヶ崎市監査委員による審査を受けています。 歳入計 1063億3077万円 自主財源 43.6% ①市税 (34.9%) 371億4625万円 ②使用料および手数料 (0.8%) 8億1558万円 ③諸収入等 (4.1%) 43億9818万円 ④繰入金 (0.2%) 2億407万円 ⑤繰越金 (3.6%) 38億4341万円 依存財源 56.4% ⑥国庫支出金 (38.7%) 411億430万円 ⑦県支出金 (5.4%) 57億5165万円 ⑧各種交付金等 (7.3%) 77億2682万円 ⑨市債 (5.0%) 53億4051万円  繰越金の約11億円の減があったものの、国庫支出金の約290億円の増、地方消費税交付金の約9億円の増などにより、歳入総額として、前年度に比べ約290億円の増額となりました。 新型コロナウイルス感染症対策事業関連  歳入は、法人市民税が約5億5000万円減収しました。  歳出は、既存事業の実施手法の見直しやイベントなどの中止、公共施設の休館や開館時間の短縮により、前年度と比較して約5億円程度減少しましたが、特別定額給付金や新型コロナウイルス感染症対策事業費などの令和2年度特有の歳出は約270億円でした。 特別会計  特別会計は、特定の事業を行うため、条例に基づき設置され、一般会計とは区別して経理しています。 (単位:万円) 会計名 決算額 収支差引額 翌年度 繰越財源 実質収支額 収入 支出 国民健康保険事業 215億4656 209億9610 5億5046 0 5億5046 後期高齢者医療事業 37億1581 37億651 930 0 930 介護保険事業 166億6709 162億5032 4億1677 0 4億1677 公共用地先行取得事業 2億5197 2億5197 0 0 0 公営企業会計 公共下水道事業 収益 57億5499 50億7406 - - - 資本 15億7391 35億13 - - - 病院事業 収益 122億1478 121億2567 - - - 資本 7億6021 12億1862 - - - 歳出計(目的別) 995億8791万円 ①議会費 (0.4%) 3億9675万円 ②総務費 (9.1%) 90億1882万円 ③民生費 (58.7%) 584億3789万円 ④衛生費 (7.9%) 78億5138万円 ⑤労働費 (0.2%) 2億2697万円 ⑥農林水産業費 (0.3%) 2億8805万円 ⑦商工費 (2.5%) 25億1880万円 ⑧土木費 (6.7%) 66億9022万円 ⑨消防費 (2.4%) 24億2198万円 ⑩教育費 (7.0%) 69億5197万円 ⑪災害復旧費 (0%) 0円 ⑫公債費 (4.8%) 47億8508万円  総務費の約7億円の減、衛生費の約8億円の減があったものの、民生費の約250億円の増、教育費の約14億円の増などにより歳出総額として、前年度に比べ約260億円の増額となりました。 市債の状況  令和2年度末の市債現在高は、1030億4771万円です。市債は、将来の財政負担が大きくならないように計画的に借入を行っています。前年度より12億1782万円減少し、市民一人当たりは42万1675円です。 健全化判断比率および資金不足比率  「健全化判断比率および資金不足比率」とは、地方公共団体の決算に基づいて出される財政の健康状態を判断するための財政指標です。令和2年度決算に基づいて算定した健全化判断比率および資金不足比率は、いずれも国の定めた基準を下回る「健全段階」でした。 本市比率 早期健全化 基準※1 財政再生 基準※2 説明 実質赤字比率 黒字 11.38% 20.00% 財政規模に対する一般会計等の赤字の割合 連結実質赤字比率 黒字 16.38% 30.00% 財政規模に対する全会計の赤字の割合 実質公債費比率 1.2% 25.0% 35.0% 財政規模に対する借入金返済額などの割合 将来負担比率 48.2% 350.0% - 財政規模に対する将来支払わなければならない負債等の割合 資金不足比率 不足なし 経営健全化基準 20.0% - 公共下水道事業、病院事業の事業規模に対する資金不足の割合 ※1 早期健全化基準:自治体の自主的な改善努力を図るための「財政健全化計画」の策定が必要となる基準 ※2 財政再生基準:国の関与による確実な再生を図るための「財政再生計画」の策定が必要となる基準 こころのバリアフリー ありがとう!精神障がいのある私から・・・私には統合失調症という病気があります。症状の一つに意欲が無くなり身体を起こしていることすらつらい時があります。「ゆっくり休んでね、あなたのペースで良いのよ」と言ってもらえると、分かってもらえたと思い、とても気持ちが楽になり、安心することができます。