広報ちがさき2021年(令和3年)9月1日号4面 No1158 みなさんのご意見をお寄せください パブリックコメントを実施 〈資料配布場所〉市役所行政改革推進室、市内公共施設、市HP 〈意見の取り扱い〉個別の回答や意見内容以外の個人情報の公表はいたしません (仮称)外郭団体見直し基本方針(改訂版)  外郭団体の自立的な経営の推進のために、外郭団体に対する今後の関与のあり方などの方針(案)をとりまとめました。 期間 9月1日㈬~30日㈭  公表 11月中旬(予定) 応募 郵送(〒253-8686茅ヶ崎市役所行政改革推進室)、FAX(87)8118、資料配布場所、市HPで 問合 行政改革推進室行政改革推進担当 献血にご協力を 毎月第1月曜日は予約献血を実施 輸血を必要とする方の命を守るため、ご協力をお願いします。 【保健所地域保健課地域保健担当☎(38)3314 日時 9月6日㈪、10月4日㈪いずれも10時~12時・13時45分~16時 場所 さがみ農協茅ヶ崎ビル南側 対象 17歳~69歳の男性、18歳~69歳の女性(65歳以上の方は男女とも60歳~64歳に献血をした経験がある方)で、いずれも体重50kg以上の方 ほか 追加の日程など詳細は市参照。新型コロナウイルスワクチン接種後48時間以降の献血可 ブラチスラバ世界絵本原画展 美術館企画展 9月11日(土)~11月7日(日) Ahoj こんにちは! チェコとスロバキアの新しい絵本 スロバキア共和国の首都ブラチスラバで、2年ごとに開催される世界最大規模の絵本原画コンクール「ブラチスラバ世界絵本原画展」。2019年に開催された第27回展の作品を紹介します。 【美術館☎(88)1177】 ※ Ahoj(アホイ)はチェコ語とスロバキア語で「こんにちは」  本展では、開催国スロバキア、隣国のチェコと日本との交流100周年を記念し、両国の絵本原画や多彩な絵本の数々を紹介します。日本から参加した15組の作家による原画作品に加え、4組の作家に焦点を当てた特集展示を行います。関連作品や資料を通して、各作家の個性豊かな姿を紹介します。 時間 10時~17時(入館は16時30分まで) 休館日 月曜日(9月20日は開館)、9月21日㈫ 観覧料 一般800円(700円)、大学生600円(500円)、市内在住で65歳以上の方400円(300円) ※ ( )内は20人以上の団体料金。高校生以下、障がい者とその介護者は無料 リュボスラウ・パリョ『僕の猫、タムタム』 2017年© L’uboslav Pal’o 金牌受賞 きくちちき『もみじのてがみ』 2018年©きくちちき さきどり 新博物館  2022年度中に堤で開館予定の「(仮称)茅ヶ崎市歴史文化交流館」。今後予定している展示や活動の紹介を通して、市の自然や歴史、文化について新人学芸員と一緒に学んでみませんか。 【文化資料館☎(85)1733】 第2回 本村で見つかった古代の文書「木簡」  連載第2回は、市の指定文化財にもなっている「木簡」を紹介します。 渡部敦寛(市職員) 4月に学芸員として採用された新人職員 加藤大二郎(市職員) 文化財保護担当10年目の職員 加藤 埋蔵文化財を担当し、市内の遺跡を調査して10年の加藤です。突然ですが「木簡」を知っていますか。 渡部 はい、墨で文字などが書かれた木の板のことで、紙が貴重品だった奈良時代や平安時代には、日本各地で荷札や文書、メモなどとして使われていたんですよね。 加藤 そうなんです。県内で発見された古代の木簡17点のうち、7点が茅ヶ崎で見つかりました。そのうち6点は市の南部で見つかり、市の指定文化財になっています。南部は標高10m以下のところが多く、いわゆる砂丘の地形です。低い場所は地下水がたまりやすく、埋まった木簡が泥によってパックされ1000年以上腐らずに残りました。 渡部 具体的には、どこからどんな内容の木簡が見つかったのですか。 加藤 本村5丁目の交差点付近で、平安時代の仏教行事や染色などに関連した木簡が見つかっています。右の写真は、秋の収穫を祝う宴会の際の記録で、約1150年前の木簡です。「市田殿」や「吉成殿」に「酒を1斗」と書かれています。 渡部 当時の1斗は、8リットル※。1000年以上も昔のことが鮮明に分かる、大変貴重な資料ですね。みなさんも、新博物館に展示された際はぜひじっくりとご覧ください。 ※ 現在は1斗=約18リットル 写真の木簡は県内で最大級の大きさ(縦46㎝×横8㎝)