広報ちがさき2021年(令和3年)6月1日号4面 No1155 2021年度 新たな事業者支援を実施 テレワークや事業所移転、業態転換など新型コロナウイルス感染症の影響でさまざまな取り組みが増えていることから、事業者を対象に新たな支援制度を実施しています。詳細はお問い合わせください。 【産業振興課商工業振興担当】 1 企業移転・サテライトオフィス設置支援事業補助金 補助率最大2分の1 上限100万円 市外事業者が市内に本社移転または支社・サテライトオフィス(本社と異なる拠点)を設置する場合、その経費の一部を補助します。また、その事業者が新たに市民を正社員として雇用する場合や、社員が新たに市内へ転入する場合も補助金を交付します。 2 クラウドファンディング活用支援補助金 補助率最大3分の2 上限20万円 市内事業者がクラウドファンディング(インターネットを通じて、不特定多数の支援者から資金を募る仕組み)を活用して資金調達を行った際に運営事業者へ支払う利用手数料の一部を補助します。 緊急雇用報奨金 求職者にも事業者にも支給 おしごと未来応援金 市では新型コロナウイルス感染症の影響により失業をしたなどの求職者と中小事業者の支援のため、条件を満たした双方に報奨金を支給します。 【雇用労働課雇用労働担当】 支給対象 ※ 詳細は市HPで 4月1日~7月31日(土)に採用・雇用契約を開始 公共職業安定所に求人を出した市内中小事業者と、その事業者に採用された市内在住の方 採用日から6か月継続して雇用 雇用保険適用事業所であり、採用された方が雇用保険の被保険者 支給金額 ※ 正規・非正規社員の要件など詳細は市HPで 事業者 採用された方 正規社員 雇用1人につき10万円を支給 1事業者につき最大100万円まで 5万円を支給 1回限り 非正規社員 雇用1人につき5万円を支給 1事業者につき最大50万円まで 2万円を支給 1回限り 申請期間 10月1日(金)~2022年2月28日(月) ※ 事業主は雇用後1か月以内に別途、採用申出書などの提出が必要 おしごと未来応援金 CHALLENGE! NEW NORMAL (チャレンジ ニューノーマル)ちがさき ~新しい生活様式を実践する市内事業者の取り組み~ 新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに取り入れられた「新しい生活様式」。衛生観念や生活環境だけでなく、経済活動やビジネス形態も大きく変化しています。こうした新しい生活様式や新たな社会環境を「ニューノーマル」と呼びます。ニューノーマルに対応し、頑張る市内事業者を紹介します。 【産業振興課商工業振興担当】 コロナ禍を機に茅ヶ崎に移住 「職住近接」で自分らしい暮らし方 「職住近接」とは、職場と住居の距離が近いこと。通勤時間の短縮でワークライフバランスを重視する考え方で、近年、生活スタイルの1つとして推奨されています。災害時に徒歩で帰宅できるなどのメリットもあります。  都心での勤務から一転、コロナをきっかけに茅ヶ崎に移住し、職住近接を始めた二人に話を聞きました。 都心の店が休業して移住を決意住居兼店舗で通勤時間ゼロ 4月に賃貸共同住宅兼店舗の一角にお店を構えた坂井寿光さん。昨年の緊急事態宣言で、働いていた都心の飲食店が休業。今後の働き方を考える中、茅ヶ崎で理想の物件に出合い、移住を決めたそうです。 「住宅兼店舗なので賃料などの固定費も抑えられる他、通勤する必要がないので時間に余裕が持てます。今後はキッチンカーを活用し、湘南を拠点にした移動販売も考えています」と語ってくれました。 オーナーの坂井さん。香ばしく焼いたパンで自家製のローストポークなどを挟んだキューバサンドが人気 THE NYC BOX(ザ ニューヨリカン ボックス) 幸町7-26 ☎090(4870)9396 インスタグラム 思い切って新事業に挑戦 休日に通っていた茅ヶ崎で開業 ジムのパーソナルトレーナーをしている廣瀬千香さんは、住んでいた大阪から休暇のたびに知り合いの住む茅ヶ崎に訪れていたそうです。 コロナ禍でレッスンが困難でお休みになったことを機に、生徒に好評だったヴィーガンスイーツのお店を茅ヶ崎で開業しました。「休暇を過ごしていた茅ヶ崎に住居と店舗があるので、仕事もプライベートも境目なく、ゆったりと過ごせています」と話してくれました。 オーナーの廣瀬さん。おいしくて体にも良い一口サイズのお菓子「ミイミイボール」が並びます meme private sweets(ミイミイ プライベート スイーツ) 東海岸南5-1-14 インスタグラム 市民文化会館からのお願い 6月から新型コロナワクチン集団接種会場が開設されるため、1階入口付近の混雑が予想されます。ホール・練習室・会議室の利用や申し込みなどでご来館の際は、2階入口からの入館をお願いいたします。 【市民文化会館☎(85)1123】