広報ちがさき2021年(令和3年)5月1日号3面 No1154 市民一人当たりの予算額は30万1073円 令和3年度一般会計当初予算は、総額729億9000万円(前年度比1.3%減)で、市民一人当たりに換算すると30万1073円です(表参照)。令和3年度予算は、新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の事態が続く中、ウィズ・コロナ関連事業に優先的かつ重点的に取り組み、その他の事業については市民の安全・安心の確保や、地域経済循環の促進、市民のセーフティネットに留意しながら、最低限のまちの機能維持に必要不可欠な義務的事業に限定した予算編成を行いました。【財政課財政担当】 一般会計歳出(性質別) 義務的経費 人件費 20.3% 148億129万円 (3.4%減) 職員などに支払われる給料、会計年度任用職員に支払われる報酬など 扶助費 27.5% 200億9576万円 (5.9%増) 市民の生活を支援するためのお金 公債費 7.2% 52億7594万円 (7.3%増) 借入金の返済のためのお金 投資的経費 普通建設事業費 4.6% 33億4363万円 (29.4%減) 道路、学校などの施設整備のためのお金 災害復旧費 0.0% 300万円 (0.0%) 災害からの復旧のためのお金 その他の経費 物件費 14.4% 105億4436万円 (2.8%減) 市で事務を行うのに必要な経費や公共施設の光熱水費など 繰出金 9.5% 69億5743万円 (3.0%増) 一般会計が特別会計へ支払うお金 補助費等 12.7% 92億3488万円 (1.9%減) 公共下水道事業会計や病院事業会計への負担金や各種団体への補助金など 積立金 0.4% 3億340万円 (49.1%減) 基金に積み立てを行うためのお金 その他※3 3.4% 24億3031万円 (0.5%増) 施設の維持や補修のためのお金など 合計 729億9000万円 (1.3%減) ※3その他の内訳は、「維持補修費、投資及び出資金、貸付金、予備費」です 歳出 公債費は、公共施設の再整備といった大型事業の元金償還が増額となっていることなどから前年度比7.3%の増額となっています。普通建設事業費は、新型コロナウイルス感染症の影響から市民の安全・安心の確保につながる事業などに限定したことに伴い、前年度比29.4%の減額を見込んでいます。積立金は、当市へのふるさと納税の増加に伴うふるさと基金積立金の増額、ごみ有料化に伴うごみ減量化・資源化基金積立金の増額となっているものの、公共施設等再編整備基金積立金が大幅な減額となったことから、全体で前年度比49.1%の減額となっています。 市民一人当たりの目的別歳出予算額(一般会計) 令和3年度予算額  構成比  伸率 市民一人当たり※4 備 考 議会費 4億1145万円 0.6% 2.1%減 1697円 市議会の活動・運営のためのお金 総務費 77億8779万円 10.7% 16.6%減 3万2124円 全般的な管理事務、徴税、戸籍、統計、選挙などのお金(予備費を含む) 民生費 353億3738万円 48.4% 3.0%増 14万5761円 生活保護、児童手当などの福祉のためのお金 衛生費 85億3262万円 11.7% 9.5%増 3万5196円 ごみ処理の経費や健康維持のためのお金 労働費 2億4274万円 0.3% 5.5%増 1001円 雇用対策や勤労者の福利厚生のためのお金 農林水産業費 1億9998万円 0.3% 49.5%減 825円 農業・畜産業・漁業の振興のためのお金 商工費 17億4240万円 2.4% 6.4%増 7187円 産業や観光の振興のためのお金 土木費 51億4592万円 7.0% 24.0%減 2万1226円 道路や街路の整備・維持管理のためのお金(災害復旧費を含む) 消防費 25億2506万円 3.5% 0.6%減 1万416円 消防活動のためのお金 教育費 57億8873万円 7.9% 3.0%増 2万3878円 小・中学校教育、公民館・図書館などのお金 公債費 52億7593万円 7.2% 7.3%増 2万1762円 借入金の返済のためのお金 合計 729億9000万円 100% 1.3%減 30万1073円 ※4令和3年3月1日現在の統計人口(24万2433人)をもとに算出しました こころのバリアフリー ありがとう!耳の不自由な私から・・・先日、地域の人たちと飲料工場へ見学に行きました。耳の聞こえない私や耳の遠いお年寄りのために、幹事の若い女性がホワイトボードを持参してきて、工場のガイドさんの話を要約してボードに書いてくれました。おかげで説明も良く分かり楽しく見学ができました。