広報ちがさき2020年(令和2年)12月1日号2面 No1149 平和を考える ポスター・作文コンテスト  市では次代を担う子どもたちを対象に平和についてのポスター・作文を募集し、作品を通じて平和の尊さを啓発する取り組みをしています。今年度は市内在住・在学の小学6年生と中学2年生からポスター677点、作文381点の応募がありました。入賞作品に触れ、改めて平和について考えてみませんか。【男女共同参画課多文化共生担当☎(57)1414】 「平和について」ポスター・作文コンテスト 入賞者(敬称略) 作文の部 市長賞 鹿児島遙(東海岸小) 蓮沼寧々(円蔵中) 議長賞 田﨑かのん(東海岸小) 山戸優葵(円蔵中) 教育長賞 佐藤琉彩(東海岸小) 清水華(鶴嶺中) 委員長賞 西嶋紗優(東海岸小) 鳥原利咲(円蔵中) ポスターの部 市長賞 船木七海(小和田小) 宮田満帆(赤羽根中) 議長賞 木村優空(汐見台小) 高中悠汰(北陽中) 教育長賞 鈴木結友(梅田小) 武中綾花(第一中) 委員長賞 豊田恋奈(円蔵小) 嶺村もえ(第一中) 市長賞入賞作品から 作文の部(要約) 「世界の幸せの土台」鹿児島遥(東海岸小) 私たちは戦争を体験していないが、過去から学ぶことができる。93歳のひいおばあちゃんは空襲におびえながら、東京の空が炎に染まり明るくなったのを見たそうだ。人間を無差別に殺すことは理解できない。人はそれぞれ考え方が違う。個人の意見を聞かず、戦争で一気に片づけてしまうのではなく、互いの意見を認め合って作る世界が平和の土台となり、みんなが幸せになる第一歩になると私は思う。 「人とつながれるということ」蓮沼寧々(円蔵中) 私は人と人とのつながりの心強さを実感したことがある。落ち込んだとき、友達がLINEで励ましの言葉を送ってくれて、自分を気遣ってくれる人がいるんだとすごく嬉しく思い、安心もした。画面に映る文字だけなのに相手が寄り添ってくれていると感じた。人は群れで生きる生き物だ。平和には人の心に歩み寄ることが必要だ。いろいろな方法で人はつながることができる。一人一人のつながろうという気持ちが平和な世界を築いていくのだと思う。 ポスターの部 船木七海(小和田小) 宮田満帆(赤羽根中) 入賞作品の展示 11月20日㈮~29日㈰ 図書館2階展示ホール 12月1日㈫~4日㈮ 市役所本庁舎市民ふれあいプラザ 12月5日㈯~8日㈫ BRANCH茅ヶ崎2 1階 姉妹都市をつなぐ青少年国際交流 市内高校生 ハワイ、そして世界へ 市内在住の高校生で少年少女国連大使2019の金丸泰山さん(15)が「日本×ハワイSDGsリモート会議」(Minglocal主催)に出席し、姉妹都市をつなぐ架け橋として活躍しました。市ではこれからもアロハスピリットあふれる青少年たちを姉妹都市交流を通して応援していきます。 【青少年国際交流事業実行委員会、秘書広報課姉妹都市担当】 会議では日本とハワイの高校生6人が海洋汚染や気候変動、フードロスなど各自が取り組んでいる環境活動を共有しながら、今の社会に対する思いや未来の展望について話し合いました。(「日本×ハワイSDGsリモート会議」の詳細は市HPで紹介) 少年少女国連大使 日本青年会議所が国際社会を担う人材育成を目的に、全国から公募し選出された30人の中学生・高校生(今年度は高校生を対象にグローバルユース国連大使として活動) 1人でも怖がらないで挑戦してほしい 金丸泰山さん  今回の会議では、大好きな茅ヶ崎の海を守るために着目している「海洋プラスチックの削減」について、ハワイで取り組む高校生と意見交換や課題を共有できてとても刺激的でした。今後も彼らと情報交換をしながら、先進的な事例を取り入れてSDGsの浸透を目指していきます。  1人でも世界は変えられると考えているので、同年代の方々にもそうした気持ちで怖がらずに行動して欲しいと思います。 次期総合計画 次の10年間のまちづくり指針 新たな総合計画が来年度からスタート 2021年4月から新たな「総合計画」が始まります。総合計画とは中長期的な視点でのまちの将来像やまちづくりの方向性を示すもので、市ではその計画期間を10年間としました。今後10年間は人口減少や少子高齢化が加速することなどにより、いろいろな課題の顕在化が予測されます。市では持続可能なまちであり続けるため、総合計画に基づいてさまざまな政策に取り組んでいきます。 【企画経営課企画経営担当】 在宅ケア相談窓口 住み慣れた地域で暮らし続けるために 「在宅ケア相談窓口」では、在宅医療や介護に関する相談を受け、情報提供などを行っています。窓口または電話で気軽にご相談ください。 【保健所地域保健課地域保健担当在宅ケア相談窓口☎(38)3319】 今年度はこんな相談がありました ● 都内への通院が困難になったので、市内の病院を教えてほしい ● ガンの緩和ケアをしてくれる在宅診療医を紹介してほしい ● 親の看とりを病院にするか、介護施設にするか、自宅にするか迷っている 相談時間 月~金曜日8時30分~17時(祝日・年末年始を除く) 場所 保健所 こころのバリアフリー ありがとう!精神に障がいのある息子を送迎している父親から・・・ 私は毎日バスで息子を通所施設に送迎しています。先日、車内で息子が大きな声で独り言を言い始めました。おとなしくできず困っていると、隣席の方から「大丈夫ですよ」と声を掛けてもらいました。その一言に救われました。