広報ちがさき 2020年(令和2年)1月15日号お知らせ号 1面 No.1135 電子申請でいつでも入団可能に 消防団員を募集 市消防団は団員を随時募集しています。市ホームページから電子申請が 可能になり、より簡単にいつでも入団の申し込みができるようになりました。 「災害時に少しでも役に立ちたい」、「地域に貢献したい」、「消防業務に興味があ る」という方は、ぜひ消防団へ入団して一緒に茅ヶ崎のまちを守りましょう。 【警防救命課整備担当】 地域防災の中核を担う  近年、災害が多様化する中で、地域防災の中核を担う消防団の活躍が期待されています。消防団員はそれぞれ 職業を持つ傍ら、災害が発生した場合は、自宅や職場から現場に駆け付けて対応します。  市消防団は消防団本部と茅ヶ崎、鶴嶺、松林、小出の4地区に分かれ、22の分団で組織されています。平時は 災害に備えて資器材や装備の定期点検を行うほか、各分団ごとに防火広報や夜間巡回、放水訓練などをしています。 消防車の取り扱い訓練 消防団員の声 消防団活動で地域に貢献 第7分団(西久保地区)入団6年目 鈴木貴央さん(25)  消防団員だった父が、出動命令があると昼夜 を問わず災害現場に駆け付ける姿を見て、「自分 も消防団に入って地域に貢献したい」と思うよう になりました。地元で自営業をしており、跡を 継ぐタイミングで西久保の消防団員の方から誘 われて入団しました。  消防団員のやりがいは、火災や災害時に人の役に立てること。また、消防車で 巡回中に地域の方が感謝の声を掛けてくれたときは消防団員をしていてよかった なと思います。団員同士も仲が良く、消防団活動を通して良い人間関係を築くこ とができ、地域との結びつきをより強く感じています。 助ける知識を身に付けたい 第22分団(ファイヤーレディース)入団2年目 佐々木絵里子さん(40)  入団したきっかけは、大規模災害のニュースをテレビで数 多く見たことです。大規模災害が起きた場合、市内で多数の 119番の要請があり、救急車や消防車の到着に時間がかかるこ とがあります。そのときにただ待つだけではなく、家族や近 隣の方々を守り助ける知識や技術を身に付けたいと思い、入 団しました。自治会の方に移動式ホース格納箱の使用方法な どを指導した際、私たちの話を聞いて「防災意識が高くなった」と言ってくれると、 自分たちの気持ちが伝わったんだなとやりがいを感じます。  ファイヤーレディースは、女性だけの分団です。私たちと一緒に活動してくれ る女性団員を募集しています。 入団電子申請スタート  消防団員に興味はあるが申込方法が分からない、平日の昼間は連絡できない、直接 電話するのはちょっと気が引ける—。そのような方が、より簡単にいつでも入団の申 し込みができるように、市ホームページで申請が可能となりました。  警防救命課の事務担当者は「これまでは消防団員の紹介などで入る人が多く、興味 があっても入団方法が分からなかったり、入りづらいと思ったりする方もいたかもし れません。定員割れしている分団もあるので、間口を広げることで新たな人材を確保 できれば」と期待を寄せます。  活動内容などの詳細は市ホームページに掲載しています。また、申請後に事務担 当者や分団長が丁寧に説明します。 入団条件 ・年齢が18歳以上であること ・市内在住・在勤・在学であること ・心身ともに健康であること 女性も大歓迎ぞよ! 申請から入団までの流れ ① 市ホームページの「消防団の紹介・募集案内 (入団電子申請)」へアクセス ② 氏名や住所、職業など入団に必要な項目を入力してデータ を送信 ③ 事務担当者から電話で消防団の活動内容や年間行事などの 説明を受ける ④ 地区を担当している分団長(リーダー)から説明を受ける ⑤ 入団届を提出して入団完了 消防団の紹介・募集案内(入団電子申請)