広報ちがさき 2020年(令和2年)1月1日号 No.1134 1面 七福神巡りで 新年の福を招こう  市の北部、里山の昔ながらの風景が残る小出地域一帯に、福徳の神様として信仰されている七福神が祭られています。晴れた日には、道中で富士山を望める小出の「七福神巡り」。通年で楽しむこともできますが、一年の福を引き寄せるお正月の行事として1月はさまざまなイベントが開催されます。  家族や友人と一緒に各寺院を参拝し、新年の招福を願ってみませんか。  【茅ヶ崎市観光協会☎(84)0377、産業振興課観光担当】 幸福をもたらす7柱の神  七福神は、幸福をもたらす神として知られる7柱の神様です。一年の開運を願う七福神巡りは、江戸時代から正月の風習として根付いたとされ、「七福神を祭っている寺社をすべて回ると、7つの福が授かり、7つの難を逃れる」といわれています。  小出七福神巡りに参加する寺院は、妙伝寺(毘沙門天)、宝蔵寺(大黒天)、来迎寺(恵比寿神)、白峰寺(寿老人)、正覚院(布袋尊)、蓮妙寺(弁財天)、善谷寺(福禄寿)。どの寺院からでも巡拝が可能です。茅ヶ崎市観光協会は「新春のお出掛けや運動不足の解消に、懐かしい里山風景が残る小出一帯の各寺院を訪れ、招福を願いながら七福神を巡ってみてください」と参加を呼びかけています。  (2面へ続く) 1月は招福を願い多くの方が訪れる 正月の運動不足解消に 健康増進ウオーキング 開催日時 1月7日(火)9時30分~  相州小出七福神を祭る各寺院を巡り、見どころあふれる小出地区を楽しみながら歩いて、健康増進や未病改善につなげましょう。コース内の各所では小出地区まちぢから協議会が見どころを紹介します。  【市民自治推進課地域自治担当】 ほか 県立茅ケ崎里山公園パークセンター前集合 問合 小出地区まちぢから協議会(小出地区コミュニティセンター内)☎(54)6525 コースや各寺院には目印の赤いのぼりを設置  „ONECHIGASAKI"で新時代を切り開くまちへ 茅ヶ崎市長  佐藤 光 明けましておめでとうございます。 市民のみなさまにおかれましては、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。  2019年は平成から令和へと元号が変わり、歴史的な皇位継承が行われるなど、新しい時代の幕開けとなりました。  市長に就任し、市政運営につきましては、行政の継続性を重要なものと踏まえた上で「変えるところは変え、進化できるところは進化させる」という考えのもと、時代の変化に対応した施策を一貫して展開してまいりました。今後もリーダーシップを発揮しながら、市民のみなさまと共に新しい時代を切り開く覚悟で臨んでまいります。 茅ヶ崎の未来を担う 子どもたちのために  日本は近年、出生数が急減し、今後も人口減少と少子高齢化の進行が予想されております。その中にあっても、当市は未来をつくる子どもたちを応援する取り組みを積極的に推進してまいりました。  昨年の主な施策としましては、子どもの健全育成を社会全体で支えるために「茅ヶ崎市子ども未来応援基金」を創設いたしました。  また、子育て世代の経済的な負担軽減や安心して子育てのできる環境づくりのため、小児医療の通院の助成対象を中学3年生まで拡大いたしました。  児童クラブ待機児童解消のための取り組みとしましては、民間物件を活用した2クラブのほか、勤労市民会館5階を活用したクラブの計3つの民設民営児童クラブを、2020年4月の開所に向けて準備を進めております。 「2020」を飛躍の年に 希望や誇りを持てる茅ヶ崎へ  2020年は、世界的なスポーツの祭典であるオリンピック・パラリンピックが東京で開催され、市内在住の高校生プロサーファー・松田詩野さんが条件付きでの出場が内定しています。サーフィンと縁が深い当市としましても、市民のみなさまに広く松田さんを応援していただけるよう機運の醸成を図り、さまざまな形で応援してまいります。  また、まちづくりの総合的な指針である「茅ヶ崎市総合計画」の目標年次にもあたり、計画の総仕上げの年になります。これまでの進捗をよく検証し、計画に掲げる将来の都市像「海と太陽とみどりの中でひとが輝きまちが輝く湘南・茅ヶ崎」の実現に向けた取り組みを推進してまいります。  最後となりますが、市のさらなる発展のため、市民のみなさまがいきいきとした日々を送り、市民であることに誇りを持てる茅ヶ崎市の明日を築いてまいりたいと考えています。新しい年がみなさまにとって穏やかな幸多き年でありますようお祈り申し上げ、私からの年頭のあいさつとさせていただきます。