広報ちがさき 2019年(令和元年)6月1日号 5面 No.1120 子どもの未来応援交流会 子どもの未来を応援するまちづくり  日本の子どもの7人に1人が、そしてひとり親家庭の半数が貧困と言われ、子どもたちにとって、また社会全体にとっても深刻な問題となっています。  今回、国際的な社会奉仕連合団体である茅ヶ崎中央ロータリークラブの創立35周年を記念し、生活相談員やケースワーカーを経験するなど実践と研究の両面で子ども問題に取り組んできた加藤彰彦沖縄大学名誉教授を招き、子どもの貧困について考えます。 【子育て支援課子育て推進担当】 日時 6月14日㈮18時30分~20時30分(18時~受付) 場所 市役所分庁舎6階コミュニティホール 内容 基調講演「子どもの貧困について」他 申込 不要。席を予約したい方は☎で 問合 茅ヶ崎中央ロータリークラブ事務局    ☎(87)1905、FAX(58)1906 (写真キャプション)加藤彰彦名誉教授 6月は食育月間  6月の食育月間に合わせて、食品ロスなど日常の「もったいない」と食生活を考えるミニイベントを開催します。申込不要・参加費無料ですので、お気軽にご参加ください。 【保健所健康増進課健康づくり担当☎(38)3331】 日時 6月7日㈮11時~13時30分 場所 市役所本庁舎市民ふれあいプラザ ■不用品回収(NPO法人もったいないジャパン)  日用品、食料品、書き損じのはがき、未使用切手、外国通貨などを回収し、福祉事業や子育て支援施設へ寄付します ※日用品や雑貨類は未開封・未使用のもの、食料品は未開封で賞味期限が1か月以上ある常温保存可能なもの ■野菜ぴったり350gゲーム(茅ヶ崎市食生活改善推進団体)  1日に必要な野菜の量350gを確認しよう ■体の脂肪1kgを模型で体感しよう  食育基本法では、食育は生きる上での基本であり、知育、徳育、体育の基礎となるべきものとされています。また、おいしく楽しく食べることは、生きる喜びや楽しみであるとともに健康で心豊かな暮らしに大きく寄与するものです。 蚊が媒介する感染症に注意  近年、蚊が媒介するジカウイルス感染症(ジカ熱)やデング熱などの感染症が発生しています。原因となるウイルスは、感染した人の血を吸った蚊(日本では雌ヒトスジシマカ)の体内で増え、その蚊が他の人の血を吸うときにウイルスを移し、感染を広げていきます。蚊の発生を抑え、感染症による被害を減らすために、予防・対策を行いましょう。 【保健所保健予防課感染症対策担当☎ (38)3321・衛生課環境衛生担当☎(38)3317】 妊婦の方は特に注意  ジカウイルス感染症は発熱や関節の痛み、発疹などの症状が1週間ほど続きます。また、妊婦が感染すると小頭症などの先天性障害を持った子どもが生まれる可能性があります。  デング熱は出血を伴うデング出血熱となり、重症化することがあります。  感染症の流行地に渡航する場合は、肌を露出せず虫除けスプレーを使用するなど、蚊に刺されないように注意しましょう。 発生しにくい環境づくりを  ヒトスジシマカの幼虫は、植木鉢の受け皿や空き缶・ペットボトル、放置されたブルーシート、古タイヤなどに溜まった水から発生します。ベランダや庭の状況には気を配り、水が溜まらないような工夫や樹木の剪定(ルビ:せんてい)、除草を行って風通しを良くするなど、蚊の発生しにくい環境づくりをしましょう。 (QRコードのキャプション(上)) 感染症の詳細 厚生労働省HP (QRコードのキャプション(下)) 渡航先の感染症流行状況 FORTH(厚生労働省検疫所)HP 動植物や自然環境の知識が深まる 自然環境保全ボランティア体験会  市内では、茅ヶ崎の貴重なみどりを守るためにさまざまな市民団体が活動しています。今回三つの市民団体の協力 の下、ボランティア体験会を実施します。外来植物の草取りや希少植物の植栽作業に参加して、茅ヶ崎の動植物や周辺の自然環境について知識を深めながら貴重なみどりを守りませんか。お気軽にご参加ください。 【景観みどり課みどり担当】 (写真キャプション)体験会はどなたでも参加可能 イベント 主催 団体 日時 作業場所 内容 相模川沿いの自然環境を保全し、心地よい汗をかこう 相模川の河畔林を育てる会 6月9日㈰ 9時30分~11時30分 平太夫新田 相模川河畔林 生物多様性のある河畔林とするため、オドリコソウ等の生育地域の草取り。河畔林内の動植物について学びます。 浜辺にもっとみどりを!砂草の植栽会 認定NPO法人ゆい 6月29日㈯10時~12時(9時30分受付) 茅ヶ崎漁港 北側サイクリングロード脇 湘南海岸の砂浜に、県絶滅危惧種であるビロードテンツキとハマヒルガオを植栽。海岸植生を学ぶことも可能です。 小出川散策路の手入れ 小出川に親しむ会 10月20日㈰13時30分~ 小出川付近 小出川の散策路内にある、樹木の下草刈りと剪定(ルビ:せんてい)作業。「木の実の散策路」や「花の小径」付近の散策も行います。 申込 開催前の木曜日までに市役所景観みどり課へ ほか 汚れてもよい服装(長袖・長ズボン推奨)・帽子着用。飲み物、タオルを持参 茅ヶ崎でお店をはじめました 〜創業物語〜 【産業振興課商工業振興担当】 ARMS HANDS(ルビ:アームスハンズ) 朝倉 大策さん(34)  昨年7月にオープンした美容院ARMS HANDSは、市内では珍しいメンズ専門サロンです。 伝統的なヘアスタイルが得意  お店の売りは、身だしなみを整える理容の技術と、美しさやリラクゼーションを提供する美容の技術を融合した〝クロスオーバーサロン〟。流行に左右されないカットが特徴の、サイドを短く刈り込んだ七三分けやオールバック、リーゼントなど、1950~80年代のアメリカをルーツに持つ伝統的なヘアスタイルを得意としています。「身だしなみをピシッと整えたヘアスタイルで仕事へのモチベーションが上がったというお客様もいましたね」と顔をほころばせる朝倉さん。20代〜50代の幅広い年齢層に支持され、多くの方がリピート来店しているそうです。 (写真キャプション)創業者の朝倉夫妻。夫婦ともにサーフィンが趣味 茅ヶ崎にカッコいい男性を増やしたい  創業者の朝倉さんは大阪府出身。関西、東海圏のサロンで15年にわたり腕を磨いてきましたが、「いつかは関東で自分の店を開きたい」という思いを抱いていました。東京との適度な距離感や街の雰囲気から出店場所に選んだという茅ヶ崎は、朝倉さんにとって未開の地。見知らぬ土地で経営経験もない中、「初めはお客様が来なくてどうしようかと困るほど」でしたが、地域に根差した地道な営業活動により、3か月たった頃から徐々に利用者が増え、現在は朝から夜までお客さんが絶えないことも。今では「ゆったりとした空気感と人の温かさを日々感じています」と茅ヶ崎をとても気に入り、仕事前の早朝にサーフィンやロードバイクでリフレッシュしているそうです。 (写真キャプション)クラシカルなアメリカの雰囲気を漂わせる店内  カットやバリカンの技術もさることながら、会話の中からお客さんの習慣や好みを読み取り、最適なヘアスタイルに導くのが朝倉さんのこだわり。「気軽に通ってほしいから」と割安なメンテナンスカットも取り入れています。「お客様の身だしなみを整えることで、茅ヶ崎にもっとカッコいい男性を増やしたいですね」と今後の抱負を語ってくれました。 店舗情報 住  所:平和町5-13 電  話:(37)8652 営業時間:9時~21時      予約優先 定休日:火曜日 (QRコードのキャプション)ARMS HANDSインスタグラム お得な情報 本紙持参でショートヘッドスパをサービス(6月末日まで) 改元に伴う市の文書の元号表記と取り扱い 5月1日から元号が「平成」から「令和」に改められたことを受け、市の文書は原則「令和」を使用します。一部の通知や証明などは、やむを得ず「平成」を使用する場合がありますが、法律上の効力は変わりませんので、新号「令和」に読み替えてください。 【行政改革推進室行政改革推進担当】