20万円を上限に 危険ブロック塀 撤去に補助金  ブロック塀は地震や老朽化により倒壊すると、歩行者に危害が及ぶだけではなく、避難や救助活動を妨げます。市では危険ブロック塀の撤去を促進するため、5月7日(火)から危険ブロック塀撤去費用の補助制度を開始し、安全なまちづくりを推進します。 【建築指導課建築安全担当、防災対策課防災担当】 補助制度の種類 ① 危険ブロック塀等の撤去費補助 ② 狭あい道路に接する危険ブロック塀等の撤去費補助 ※ 道路種別により活用できる補助制度が異なりますので、事前に市役所   建築指導課窓口でご相談ください。工事前に申請が必要です 補助対象  道路に接し、道路の面から高さ0.8mを超えるブロック塀等(過去に市の補償または他の補助金等を受けて撤去したものは除く)を0.8m以下まで撤去するもの 補助額  撤去工事見積金額と、塀撤去見付け面積(㎡)×6000円の金額が低い方上限20万円(高齢かつ市民税非課税世帯は上限割り増し有り) 損害の責任は所有者  住宅などに設置されているブロック塀は私的財産であり、所有者による適切な維持管理が必要です。倒壊の損害は原則所有者の責任となりますので、この機会に点検や工事をご検討ください。 新たに塀をつくる場合  法基準に適合させる必要があります。信頼できる施工業者等に工事を依頼し、契約書や設計図面、見積書などをしっかりと保存しておきましょう。 ※ 新設費用の補助はありません オリンピック選手と同じ風を感じよう やまゆり乗船体験 東京2020公認プログラム認証事業  東京2020オリンピックのセーリング競技の会場となる江の島で、1964年東京オリンピックの来賓用セーリングクルーザーとして活躍した大型ヨット「やまゆり」の乗船体験を行います。自然の力で疾走するヨットの魅力を感じてみませんか。 【広域事業政策課広域分権担当(湘南広域都市行政協議会)】 日時 6月22日㈯    ① 9時30分 ~11時30分 ② 10時30分 ~12時30分    ③ 12時30分 ~14時30分 ④ 13時30分 ~15時30分    ※ 荒天などにより開催できない場合は6月29日㈯に延期 場所 江の島ヨットハーバー周辺(藤沢市江の島) 対象 県内に在住・在勤・在学で小学生以上の申込代表者とその同伴者80人(各回20人)〈申込制(抽選)〉 申込 5月31日㈮(必着)までに往復はがきに参加希望人数、参加希望回(第2希望まで)、代表者の住所・氏名・年齢・電話番号(自宅)・携帯番号(日中連絡先)、参加希望者全員の住所・氏名・年齢・学年・電話番号(自宅)を記入し、〒253-8686茅ヶ崎市役所広域事業政策課へ郵送 ほか 参加費大人1000円、小中学生500円(いずれも保険料込み)を当日持参    ※ 小学生は必ず保護者または引率する大人が代表で申し込む    ※ 保護者1人につき小学生2人まで 海とヨットの素晴らしさを体感 望まない受動喫煙を防止 7月から 公共施設の敷地内が禁煙に  受動喫煙対策強化のため健康増進法の一部が昨年7月に改正されました。健康増進法の改正を受け、7月1日㈪から学校・児童福祉施設、病院・診療所、行政機関の庁舎などは敷地内禁煙※となります。また、2020年4月から、望まない受動喫煙の防止を図るため、プライベート空間を除く全ての施設や公共交通機関は原則屋内禁煙となります。 【保健所地域保健課地域保健担当☎(38)3314】  敷地内や屋内での禁煙は、2020年の全面施行へ向けて段階的に進める予定です。一部の施設については7月から施行、その後順次進めていきます。  なお、今年1月からの一部施行では、喫煙者に対して「喫煙をする際の配慮義務」、多数の方が利用する施設の管理者に対して「喫煙場所を設置する際の配慮義務」を課しています。 2019年 1/24 一部施行①(喫煙する際の周囲の状況への配慮義務) 7月 7/1 一部施行②(学校・病院・児童福祉施設等、行政機関)原則敷地内禁煙 9月(ラグビーW杯) 2020年 4月 4/1 全面施行(上記以外の施設等)原則屋内禁煙 7月(東京オリンピック・パラリンピック) ※ 次の3点の措置がとられた場所では、屋外に喫煙場所を設置することが可能 ①場所の区画 ②標識の掲示 ③通常立ち入らない場所に設置 茅ヶ崎の身近な自然 岩礁に住むカサガイの仲間 写真・文/文化資料館自然資料整理グループ  茅ヶ崎の海岸は砂浜の印象がありますが、えぼし岩のある姥島の磯や、柳島の防波堤、漁港やヘッドランドには、岩礁にすむ生物が生息しています。  岩礁の波打ち際に生息し、砂浜に貝殻がよく打ち上がるカサガイ(笠貝)類をご紹介します。 回帰性を持つ種類も  カサガイ類には複数の種類があり、貝殻の形には楕円形や馬蹄形、ゆがんだ星形など不整形のものがあります。巻貝の仲間で、一枚貝ともいわれます。藻類などを食べるために移動した後、「自分の家」である決まった場所に戻る習性を持つ種類がいます。 さまざまなカサガイの仲間  ヨメガカサガイ科のマツバガイは殻長(殻の大きさ)6㌢前後、馬蹄形で殻の表面は滑らかです。青灰色の地に赤褐色の放射状の模様が入り、マツの葉が広がる様子に見えることからこの名がつきました。潮間帯(潮の満ち引きにより、水没したり空中に出たりする領域)の岩陰などに生息し、半分程度は移動後同じ場所に戻らないといわれます。 マツバガイ ウノアシガイ ※ 写真内の横棒は10mm  ユキノカサガイ科のウノアシガイは殻長3㌢、殻の形が鳥の鵜の足に似ていることからこの名がついています。7~9本の放射肋(筋状の出っ張り)が殻頂(殻の頂点)から縁に向かって伸び、色は黒青色で黒や白のしま模様があります。潮間帯に生息し、潮が引き始めると藻類を食べに動きます。この貝の多くは同じ場所に戻る習性を持ちます。  岩礁の波打ち際の岩肌には貝の形で跡がついている様子が見られ、ほかにもさまざまなカサガイの仲間が生息していることがわかります。海岸へ行った際に、観察してみてはいかがでしょうか。 岩肌に付くウノアシガイ 【文化資料館☎(85)1733】