知ろう!学ぼう!茅ヶ崎の自然 特に重要な7つのコア地域 ①清水谷②平太夫新田③赤羽根十三図④長谷⑤行谷⑥柳谷⑦柳島 ①駒寄川の源流の一部となる湧き水がある谷戸②相模川沿いのまとまった草地と帯状の樹林③引地川水系の小糸川の源流にあたる谷戸④広葉樹林とまとまった草地が見られる⑤水田や湿地など昔ながらの景観が残る谷戸⑥約24haの規模を有する市内最大の谷戸⑦クロマツ林や砂浜特有の生き物が見られる 市では2011年に「茅ヶ崎市環境基本計画(2011年版)」を策定し、市民団体や事業者と協働して、生物多様性の保全や地球温暖化の防止など、これからの環境を考える上で重要なテーマに取り組んでいます。この中で、生物多様性の保全や生態系ネットワークの核(コア)となる7つの地域を「コア地域」として優先的に保全しています。【環境政策課環境政策担当】参加してみよう!保全管理作業 空気・水・食料など私たちの生活に必要なものは自然の恵みによるものが多く、生物多様性の恩恵を受けています。しかし、近年、地球温暖化や外来種の侵入などによって自然のバランスが崩れ、生物多様性が失われつつあります。コア地域には、その自然環境でしか生育・生息できない種が多く見られる生物多様性の高い地域や、固有性の高い地域が指定されています。こうした豊かな自然を守るため、市民活動団体や事業者、地域の方々が保全管理作業を行っています。コア地域の特性を理解し保全していくことが、生物多様性を保全することにつながります。保全作業の情報は市に掲載しています。ぜひ参加してみませんか。茅ヶ崎の自然を見てみよう 茅ヶ崎の四季の自然環境を通して植物や昆虫を紹介する動画「ちがさきの四季と自然」を市民団体と協働で作成しました。YouTube「ちがさき動画ライブラリー」で配信しています。生物多様性 地球上には3000万種類もの生き物がいるといわれています。人間も含めたたくさんの種類の生き物すべてが複雑に関わり合って存在していることを「生物多様性」といいます。今、この生物多様性が人間の暮らしの影響により失われつつあります。出典「こども環境白書2016」(環境省)外来種が及ぼす被害 外来種とは、もともとその地域にいなかったのに、人間の活動によって他の地域から入ってきた生物のことです。侵入した外来種が、その場所で生活していた在来種からすみかや食べ物などを奪うと、自然のバランスを崩してしまいます。自然のバランスが崩れると、生態系だけではなく農林水産業や人間の生活にまで広く影響を及ぼす場合があります。「侵略的な外来種」(環境省)をもとに作成 親子で里山の自然調査 里山はっけん隊!2年を1サイクルとして春夏秋冬の全4回、県立茅ケ崎里山公園で自然観察や公園のお仕事体験(保全管理作業)、ワークショップを行います。現在は第6期生が「里山で自然の調査をしてみよう!」をテーマに活動中です(昨年11月に第1回を実施)。第2回は春の生き物調査。ワークショップではかまどで里山のおやつを作ります。普段は学べない、里山や自然の秘密をはっけんしませんか。第1回は秋の里山で自然観察をしたよ 日時3月27日(水)9時30分~15時30分(少雨決行、荒天中止)対象市内在住・在学の小学生と保護者30人〈申込制(先着)〉申込3月1日(金)~15日(金)に☎で市役所環境政策課へほか県立茅ケ崎里山公園集合。昼食持参共催公益財団法人神奈川県公園協会協力柳谷の自然に学ぶ会