ちがさきの財政 30年度当初予算の概要 市民1人当たりの予算額は30万9460円  平成30年度一般会計当初予算は、総額747億3000万円(前年度比0.0%)で、市民1人当たりに換算すると30万9460円です(下表参照)。  平成30年度予算は、「茅ヶ崎市総合計画第4次実施計画」の初年度になるため、職員が一丸となり、業務棚卸評価での議論やPDCAサイクルに基づく検証結果等を活用した事業内容の精査など、優先順位を踏まえた事業選択の実施を通じ、予算編成を行いました。 【財政課財政担当】 ( )内は前年度比 会計別予算総額 1400億9890万円(2.1%減)100% 一般会計747億3000万円(0.0%)53.3% 特別会計653億6890万円(4.4%減)46.7% 国民健康保険事業232億4500万円(15.5%減)16.6% 後期高齢者医療事業32億6500万円(2.4%増)2.3% 介護保険事業149億8100万円(5.4%増)10.7% 公共用地先行取得事業3億5584万円(76.7%増)0.3% 公共下水道事業90億7282万円(0.0%)6.5% 病院事業144億4924万円(1.8%増)10.3% 一般会計歳入 自主財源 市税 47.4% 354億87万円 (1.4%減) 市民税、固定資産税、軽自動車税、市たばこ税、都市計画税 使用料及び手数料 1.1% 8億2713万円 (7.5%増) 市営住宅使用料、戸籍手数料など 諸収入等※1 5.9% 44億1642万円 (10.8%減) さまざまな事業の実費負担や財産収入、寄付金など 繰入金 2.0% 14億6228万円 (5.8%増) 特別会計や基金などから繰り入れるお金 繰越金 0.9% 7億円 (0.0%) 昨年度の予算から繰り越したお金 依存財源 国庫支出金 14.5% 108億2596万円 (11.0%減) 国が特定の事務事業に対して交付するお金 県支出金 6.3% 47億1064万円 (3.9%増) 県が特定の事務事業に対して交付するお金 各種交付金等 8.7% 64億8800万円 (9.3%増) 国や県が徴収した税のうち市町村に配分されるお金 市債 13.2% 98億9870万円 (18.0%増) 施設の整備や臨時財政対策債※2について国や銀行などから借りるお金 合  計  747億3000万円 (0.0%) ※1 諸収入等の内訳は、「諸収入、分担金及び負担金、財産収入、寄付金」です ※2 国が地方交付税として用意できない分を地方公共団体が、それぞれ借り入れるお金です(その元金と利子に対しては、後年、地方交付税により措置されます) 歳 入  歳入の根幹をなす市税は、前年度比1.4%減の354億87万円を見込んでいます。  国庫支出金は、生活保護費負担金等の増はあったものの、(仮称)柳島スポーツ公園整備事業、焼却処理施設基幹的設備改良事業の終了に伴う国庫補助金の減のため、前年度比11.0%減の108億2596万円を見込みました。  繰入金は、財政調整基金繰入金を前年度より0.4億円減となる11.6億円となったものの、公共用地先行取得事業特別会計からの繰入金を前年度より、1.5億円増となったことから全体で前年度比5.8%増の14億6228万円を見込んでいます。  市債は、地方交付税として国が交付するべき財源の不足分を補うために発行する臨時財政対策債、事業債ともに増となり、全体で18.0%の増を見込みました。 一般会計歳出(性質別) 義務的経費 投資的経費 その他の経費 人件費 20.0% 149億6080万円 (0.1%増) 職員などに支払われる給料など 扶助費 24.6% 183億5151万円 (2.7%増) 市民の生活を支援するためのお金 公債費 6.0% 44億7492万円 (0.6%増) 借入金の返済のためのお金 普通建設事業費 12.0% 89億3348万円 (5.5%減) 道路、学校などの施設整備のためのお金 災害復旧費 0.0% 300万円 (0.0%) 災害からの復旧のためのお金 物件費 15.3% 114億2711万円 (6.2%増) 市で事務を行うのに必要な経費や公共施設の光熱水費など 繰出金 8.4% 62億6529万円 (8.4%減) 一般会計が特別会計へ支払うお金 補助費等 10.5% 78億7218万円 (2.8%増) 公共下水道事業会計や病院事業会計への負担金や各種団体への補助金など 積立金 0.0% 2709万円 (97.3%増) 基金に積み立てを行うためのお金 その他※3 3.2% 24億1462万円 (11.5%減) 施設の維持や補修のためのお金など 合  計  747億3000万円 (0.0%) ※3 その他の内訳は、「維持補修費、投資及び出資金、貸付金、予備費」です 歳 出  扶助費は、前年度に続き新たな待機児童解消対策や、生活保護費などで増額を見込み、前年度比2.7%の増を見込んでいます。  普通建設事業費は、(仮称)柳島スポーツ公園整備事業費、焼却処理施設基幹的設備改良事業費の終了に伴う減額を見込み、前年度比5.5%の減を見込んでいます。  物件費は、市民文化会館再整備事業費、(仮称)茅ヶ崎公園体験学習施設整備事業費による増額などにより、前年度比6.2%の増となっています。 市民1人当たりの目的別歳出予算額(一般会計)  30年度予算額 構成比 伸 率 市民1人 当たり※4 備 考 議会費 4億3239万円 0.6% 0.3%増 1791円 市議会の活動・運営のためのお金 総務費 113億7824万円 15.2% 12.5%増 4万7118円 全般的な管理事務、徴税、戸籍、統計、選挙などのお金(予備費を含む) 民生費 319億5177万円 42.8% 4.7%減 13万2314円 生活保護、児童手当などの福祉のためのお金 衛生費 79億2489万円 10.6% 15.0%減 3万2817円 ごみ処理の経費や健康維持のためのお金 労働費 2億3428万円 0.3% 0.6%増 970円 雇用対策や勤労者の福利厚生のためのお金 農林 水産業費 3億7075万円 0.5% 0.0% 1535円 農業・畜産業・漁業の振興のためのお金 商工費 24億6660万円 3.3% 9.1%増 1万214円 産業や観光の振興のためのお金 土木費 77億8816万円 10.4% 18.2%増 3万2251円 道路や街路の整備・維持管理のためのお金(災害復旧費を含む) 消防費 24億6820万円 3.3% 5.3%減 1万221円 消防活動のためのお金 教育費 52億3980万円 7.0% 8.4%増 2万1698円 小・中学校教育、公民館・図書館などのお金 公債費 44億7492万円 6.0% 0.6%増 1万8531円 借入金の返済のためのお金 合 計 747億3000万円 100% 0.0% 30万9460円  開かれた議会を目指して 議会報告会・意見交換会開催  議会報告会では、市議会第1回定例会(3月)での予算審査の内容について報告します。議会報告会以外に、「議会全般に関すること」で意見交換も予定しています。議会報告会の内容は、両日共通です。 【議会事務局】 日程 5月23日(水) 5月27日(日) 時間 13時30分〜15時 10時〜11時30分 場所 市役所本庁舎6F市議会全員協議会室A 担当 総務 常任委員会 教育経済 常任委員会 環境厚生 常任委員会 都市建設 常任委員会 内容 予算特別委員会での審査内容の報告および質疑