広報ちがさき 2017年(平成29年)4月15日号 おしらせ号 安全は 心と時間のゆとりから みんなで考えよう交通安全  子どもたちは新学期を迎え、初々しい登校姿が春を感じさせます。また、春の暖かな気候が続き、外出する機会も多くなってきたのではないでしょうか。道路を渡るとき、交差点を曲がるとき、交通事故の危険は歩き慣れた道にも潜んでいます。今一度、交通ルールを見直し、交通安全について考えてみましょう。 【安全対策課安全対策担当】 道路を渡るとき… 横断歩道を渡るとき… 交通ルールを確認しましょう 青でも安全確認! 信号は青でも左右から車が来る危険性があります。 注意しながら渡りましょう。 渡る前に点滅したときには止まりましょう。 交差点では急いでいても、飛び出さない! 事故の多くは交差点で起きています。 手前で止まって安全を確認しましょう。 遠回りでも信号、横断歩道を渡りましょう 信号や横断歩道が近くにある道路では、そこを安全に渡りましょう。 ドライバーは横断歩道の前に歩行者がいる場合は止まって道を譲りましょう。 死角に注意! 駐車車両の影からの横断などは危険です。 ドライバーにはさまざまな死角があることに注意しましょう。 道路では、広がらず右側通行! 道路では広がらず1列になって右側を通行しましょう。 歩道があるときには歩道を通行しましょう。 大人が正しいルール・マナーの手本になりましょう 子どもは大人の行動を見ています。 手本となる行動を心がけましょう。 交通安全教室 市内では、交通安全教育指導員、市職員、警察署員、交通指導員などが訪問し、市内の保育園・幼稚園、学校、成人、高齢者を対象に交通ルールの学習と交通マナー向上のため、交通安全教室を実施しています。 子ども 安全な歩き方教室  保育園・幼稚園児、小学校低学年を対象に、校庭や体育館などで、ダミーの信号機を使って作成したコースでの歩き方、ダミー人形を用いた衝突実験、交通安全教育ビデオを用いた座学講習を実施し、安全な歩き方を指導します。また、実際に施設周辺道路を歩き、横断歩道、信号機のある交差点の渡り方を指導します。 ダミーの信号機を使った実技訓練 保育園・幼稚園児に向けて横断歩道の渡り方を説明 交通安全教室指導員 髙橋みゆりさんにお話をうかがいました。  交通安全教育指導員は、未就学児から高齢者の方々までを対象に、幅広く交通安全教室を行っています。  交通安全教室では、未就学児の子どもには「とにかく飛び出さない」ことを徹底して教えています。また、自転車に乗るときには、ヘルメットをかぶるという約束をご家族ですることもとても大切です。  茅ヶ崎は自転車の利用者も多く、自転車事故も多く発生しています。自転車といえども、事故を起こせば多額の賠償金が請求されることもあります。  事故は自分が加害者と被害者のどちらになっても悲惨な結果を招きます。大事な命を守るためルールをしっかり守りましょう。 高齢者 被害者にも加害者にもならないために  高齢者を対象にワークショップ型の講義などで、受講者同士でコミュニケーションを図りながら実施する教室です。最新の交通事故状況を踏まえた講義で、被害者にも加害者にもならないための対策を学びましょう。 申込方法HPまたは安全対策課安全対策担当まで 高齢者団体に対する旗振り教室(ワークショップ型) 高齢者の関係する交通事故が多発しています  加齢に伴う身体機能・認知機能の低下などにより、高齢者の関係する交通事故が多発しています。市内でも平成28(2016)年中の全人身交通事故に対する高齢者の関係する交通事故の割合は37.74%を占めており、件数も平成26(2014)年から増加傾向となっています。 運転免許証の自主返納制度  神奈川県警察では、運転する意思がなく、運転免許証を返納したいという方のために自主的に運転免許証の取り消しを申請することができる「運転免許証の自主返納制度」を制度化しました。これに伴い「神奈川県高齢者運転免許自主返納サポート」として、運転免許証を返納し「運転経歴証明書」の交付を受けた方を対象に、特定の企業などからさまざまな特典が受けられるサービスが実施されています。詳細は神奈川県警察HPをご覧ください。