貴重な遺跡を後世に 「史跡下寺尾官衙（かんが）遺跡群保存活用計画」を策定 　市教育委員会は、国指定史跡 下寺尾官衙遺跡群を後世に継承し、まちづくりに役立てるため「史跡 下寺尾官衙遺跡群保存活用計画」を策定しました。これに沿って史跡の保存管理と整備活用を進めていきます。史跡の価値や具体的な計画内容は今後、広報ちがさきの連載記事でお伝えします。 【社会教育課文化財保護担当】 時代の異なる遺跡が重層 　下寺尾では、古代高座郡を治めた郡庁と関連施設である寺院、港、祭祀（さいし）場などの遺跡（官衙遺跡群）に加え、弥生時代の環濠（かんごう）集落や縄文時代の貝塚、住居跡が確認されています。大昔から人が暮らしやすい場所で、古代には生活の中心地であったことがわかります。 　保存活用計画では、古代の官衙遺跡群を中心に、時代の異なる遺跡が重層する下寺尾の遺跡を保存し、整備・活用していくための方針を定めています。 ［ 計画の概要 ］ ・国史跡指定に至る経緯 ・史跡の本質的価値 ・史跡（遺構）の保存 ・史跡の活用と整備 ・保存活用の体制と事業計画 「七堂伽藍跡碑（しちどうがらんあとひ）」建碑60周年記念事業へのご参加を 　史跡指定地に立つ「七堂伽藍跡碑」は、1957年12月15日の建碑から今年で60年を迎え、年末に60周年記念事業の開催を企画しています。多くの市民のみなさんの参加や提案をいただきながら実施したいと考えています。興味のある方は、市役所社会教育課までお問い合わせください。 ［ 事業予定 ］ 記念撮影 建碑関係資料の収集 記念シンポジウム　など 建碑当時の記念写真 七堂伽藍跡碑 開高健・城山三郎二人展 ～茅ヶ崎を愛した二人の足跡を辿って 期　間　4月15日㈯〜9月30日㈯　 会　場　開高健記念館、茅ヶ崎ゆかりの人物館 　芥川賞作家の開高健さん、直木賞作家の城山三郎さん。文学界を代表する2人の作家は、共に茅ヶ崎に移住し、茅ヶ崎を愛し、その生涯を終えるまで、この地を制作と生活の拠点としました。本企画展では、茅ヶ崎で同時代を生きた二大作家の偉大な文業をあらためて伝えるとともに、一市民として茅ヶ崎を愛した側面にもスポットを当てていきます。 【文化生涯学習課文化推進担当】 開高健記念館、茅ヶ崎ゆかりの人物館　 開　館　金・土・日曜日、祝日の10時〜18時（入館は17時30分まで） 観覧料　各館観覧料200円・共通観覧料300円（18歳未満または高校生以下は無料） 問　合　開高健記念館☎(87)0567、茅ヶ崎ゆかりの人物館☎（81）5015 ※ 4月1日㈯から14日㈮まで、開高健記念館と茅ヶ崎ゆかりの人物館は、企画展開催準備のため閉館します 特別講演 開高健～生きた、書いた、ぶつかった！ 日時　4月29日㈯13時30分〜15時 場所　茅ヶ崎ゆかりの人物館多目的館 内容　行動的な作家であった開高健は、企業文化にも多くの業績を残した。開高健との長年の交流をもとにその素顔を紹介 講師　小玉武さん（ノンフィクション作家） 城山三郎　父として作家として 日時　5月6日㈯13時30分〜15時 場所　茅ヶ崎ゆかりの人物館多目的館 内容　無私で無口な父。作家城山三郎の原点や作品に対する思い、交友関係など家族ならではのエピソードを紹介 講師　杉浦有一さん（城山三郎さんの長男） 定員　各30人〈申込制（先着）〉 申込　4月10日㈪〜☎で市役所文化生涯学習課へ ほか　各回、講演当日の観覧券（200円）または共通観覧券（300円）が必要 問合　文化生涯学習課文化推進担当 4月1日から組織を改正　～ 保健所の設置や、的確な行政事務へ 　保健所の設置やさまざまな行政事務に迅速かつ的確な対応を図る組織体制を構築するため、4月1日から一部の組織を改正します。なお、保健所の新設については、広報ちがさき3月15日号の挟み込みをご覧ください。 【行政改革推進室行政改革推進担当（3月までは企画経営課行政改革担当）】 赤字：組織の改正が行われる箇所 〈企画部〉 　総合計画第４次実施計画及び次期基本構想に向けて、各部局が取り組む行政改革を横断的に支援し、より一層の行政改革を推進するため 廃止　企画経営課行政改革担当　　新設　行政改革推進室行政改革推進担当 〈市民安全部〉 　広域避難場所の安全性の評価、地域防災計画の進行管理などへの積極的な対応のため 新設　防災対策課政策担当 〈文化生涯学習部〉 　健康づくりに関する業務が保健所へ移管されることや、2020年に開催されるオリンピック・パラリンピック東京大会を見据えた対応のため 廃止　スポーツ健康課スポーツ担当、健康づくり担当　　新設　スポーツ推進課推進担当、管理担当 〈保健福祉部〉 　保健に関する業務が保健所へ移管するため 廃止　保健福祉部　　新設　福祉部 廃止　保健福祉課　　新設　福祉政策課 廃止　予防健診担当、地域医療担当、保健所準備担当 　介護予防・日常生活支援総合事業の開始のため 廃止　高齢福祉介護課基盤整備担当 〈こども育成部〉 　母子保健やこどもの予防接種等に係る業務が保健所へ移管されるため 廃止　こども育成相談課こども健康担当 〈環境部〉 　犬の登録等の環境衛生に係る業務が保健所へ移管されるため 廃止　環境保全課生活環境担当 〈市立病院〉 　放射線に係る診療の内容を明確にするため 新設　放射線診断科、放射線治療科 広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式へ献納する折り鶴を募集 市民のみなさんからの平和の思いを、今年も広島にお届けします。 申込　折り鶴を6月30日㈮までに男女共同参画推進センターいこりあへ持参 ほか　折り鶴は糸を通さず、両羽を広げない。色は黒・灰色・茶・白は不可。15cm×15cmの折り紙を使用 　昨年募集しました折り鶴約6000羽は、広島市原爆死没者慰霊式平和祈念式の際に、広島原爆の子の像に献納しました。ご協力ありがとうございました。 【男女共同参画課多文化共生担当☎(57)1414】 広報番組ハーモニアスちがさき（ケーブルテレビ11ch）4月の放送は、1日㈯〜「味わいちがさき旬な情報」／8日㈯〜「ハーモニアスアンコール」／15日㈯〜「ハーモニアスニュース」／22日㈯〜「すご技ちがさき」／29日㈯〜「きらりと光るちがさきの人」※ 番組内容は予告なく変更することがあります