決 算 平成28年度の一般会計歳入総額は約734.7億円、歳出総額は約706.9億円で、歳入から歳出を差し引いた額は約27.8億円です。そのうち翌年度に使い道が決まっているお金約1.3億円を差し引いた約26.5億円が黒字額となりました。 【財政課財政担当】 ※ 平成28年度決算の詳細は、11月1日㈬から市HP や市役 所本庁舎市政情報コーナーでご覧いただけます 本号で掲載する数値は、茅ヶ崎市監査委員による審査を受けています。 審査に付された各会計歳入歳出決算書等は、法令に規定された様式に従って作成されており、その計数は歳入簿、歳出簿その他の関係諸帳簿と符合し、正確なものと認めます(「平成28年度茅ヶ崎市決算審査意見書/茅ヶ崎市監査委員」)。 一般会計の決算 歳 入 市税が約5億円の増、国庫支出金が約23億円の増となったものの、繰入金の約22億円の減、市債の約11億円の減、各種交付金等の約8億円の減などにより、歳入総額として、前年度に比べ約21億円の減額となりました。 歳 出 民生費の約21億円の増、衛生費の約16億円の増、土木費の約3 億円の増となったものの、総務費の約61億円の減などにより、歳 出総額として、前年度に比べ約20億円の減額となりました。 一般会計歳入 (前年度比2.8%減) 734億6976万円 一般会計歳出 (前年度比2.8%減) 706億8524万円 特別会計の決算 特別会計は、特定の事業を行うため条例に基づき設置され、一般会計とは区別して 経理しています。 民健康保険事業270億2338万円263億6110万円6億6228万円0万円6億6228万円 後期高齢者医療事業30億6918万円30億6164万円754万円0万円754万円 介護保険事業139億6215万円135億2754万円4億3461万円83万円4億3378万円 公共用地先行取得事業3億2450万円3億2440万円10万円10万円0万円 公営企業会計 公共下水道 事業 収益53億7692万円50億3303万円─ ─ ─ 資本28億4254万円46億5360万円─ ─ ─ 病院事業 収益102億5175万円113億174万円─ ─ ─ 資本4億3726万円11億8235万円─ ─ ─ 市債の状況 平成28年度末における市債現在高は、下のグラフのとおりです。 市債は、将来の財政負担が大きくならないように計画的に借り入れを行っています。 平成28年度決算の健全化判断比率等  平成28年度決算に基づいて算定した本市の健全化判断比率と資金不足比率は、いずれも国の定めた基準を下回る「健全段階」でした。「健全化判断比率等」とは、地方公共団体の決算に基づいて出される、財政の健康状態を示す指標です。平成19年6月に公布された「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」により、自治体は財政の 健全度を判断するための財政指標を毎年度公表することになっています。 議会報告会・意見交換会開催パブリックコメントを実施  議会報告会では、市議会第3回定例会(9月)での決算審査の内容を報告します。議会報告会と合わせて、「議会に関すること」の意見交換会も予定しています。  また、議会報告会・意見交換会の前に市制施行70周記念企画として市議会議員が議場案内・説明を行う「議場見学会」を開催します。 11日㈯は9時50分から、17日㈮は13時20分からとなります。ぜひご参加ください。 【議会事務局】 日程11月11日(土) 11月17日(金) 時間10時30分~12時14時~15時30分 場所市役所本庁舎市議会全員協議会室A 担当環境厚生常任委員会 都市建設常任委員会 総務常任委員会 教育経済常任委員会 内容決算特別委員会での審査内容の報告および質疑 みなさんのご意見をお寄せください パブリックコメントを実施 〈資料配布〉市役所担当課、市内公共施設、市HP 〈意見の取り扱い〉個別の回答や意見内容以外の個人情報の公表はいたしません 浜見平地区まちづくり計画(改訂素案)及び第2次浜見平地区まちづくり整備実施計画(素案)  現行計画の策定から約9年が経過し、区域の約3分の1の施設整備が完了したため、今後の 具体的な整備内容を定める第2次浜見平地区まちづくり整備実施計画の素案および浜見平地 区まちづくり計画の改訂素案をとりまとめました。 期間 11月6日㈪~12月5日㈫ 公表 2018年3月(予定) 応募  郵送(〒253-8686茅ヶ崎市役所拠点整備課)、(57)8377、資料配布場所、市で 問合 拠点整備課浜見平地区まちづくり推進担当 茅ヶ崎市地域防災計画 地震災害対策計画、風水害対策計画、特殊災害対策計画(素案)  近年発生した地震災害や風水害を契機として行われた関係法令の改正などを踏まえ、防災 対策を一層推進するために素案をとりまとめました。 期間 11月6日㈪~12月5日㈫ 公表 2018年2月(予定) 応募  郵送(〒253-8686茅ヶ崎市役所防災対策課)、(82)1540、資料配布場所、市で 問合 防災対策課政策担当 茅ヶ崎の身近な自然 日本に渡ってくる野鳥 写真・文/文化資料館自然資料整理グループ ◎渡ってくる時期と生態 湘南地域には、多くの種類の野鳥が渡ってきます。シベリアなどの北方から渡ってくる野鳥は冬鳥と呼ばれ、ふるさとの冬の厳しい寒さから逃れて暖かい日本に渡ってきます。 その中に、タゲリがいます。田んぼや湿地などで生活し、稲刈り後のヒコバエ(稲を刈ったあとに出る新芽)につく昆虫や、小魚、ドジョウなどを食べます。 冬の間、日本で暮らした野鳥たちは、梅が咲き始めた頃にふるさとに帰っていきます。 ツバメなど、春から夏に南から渡ってくる野鳥は夏鳥と呼ばれています。ツバメは気候の良い日本で繁殖、子育てをして、秋には南に帰っていきます。 また、ハクセキレイ、ムクドリやヒヨドリなど、一年中 見られ、留鳥とされている野鳥にも、身近な範囲で移動す る行動が確認されています。 ◎渡り方とその理由 野鳥は、夜行性のゴイサギ、ヨタカ、フクロウなどを除いては、夜はあまり活動しません。大型の渡り鳥は昼間に渡りますが、小型の渡り鳥の多くは外敵を避けるため夜に渡ります。渡る前には、たくさん食べて脂肪を蓄え、長距離移動のエネルギーにします。 渡り鳥は太陽の動きや星の位置、地磁気、地形などを元に、正しい方向を知ることができるといわれており、季節に合わせて遠くへ渡り、同じところに戻ります。 渡る理由には諸説がありますが、エサを確保し、より多くの子孫を残す条件を求めて、渡りを行う習性ができたと考えられています。 【文化資料館☎(85)1733】