美術館に本場ハワイアンキルトが集結 ホノルル美術館所蔵 ハワイアンキルト展 Across The Ocean 市制施行70周年 ホノルル市・郡姉妹都市締結3周年記念 市制施行70周年、茅ヶ崎市とホノルル市・郡の姉妹都市締結3周年を記念して、美術館では、ホノルル美術館所蔵の貴重なヴィンテージ・ハワイアンキルトの展覧会を開催します。ホノルル美術館のハワイアンキルトコレクション単独の展示としては国内初となります。 ハワイの歴史とともに歩んだハワイアンキルトの奥深い魅力を、ぜひこの機会にご堪能ください。【美術館☎(88)1177】 会期 9月10日㈰~11月5日㈰ 時間 10時~18時(入館は17時30分まで) 休館日 月曜日(ただし9月18日、10月9日は開館)、9月19日㈫・20日㈬・26日㈫、10月10日㈫・11日㈬ 会場 美術館 展示室1・2 (東海岸北1-4-45) 料金 一般700(600)円、大学生500(400)円 ※ ( )内は20人以上の団体料金  ※ 高校生以下、市内在住で65歳以上の方、障害者と介護者は無料 主催 公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団 企画協力 ホノルル美術館 協賛 JTBコーポレートセールス 後援 アメリカ大使館 協力 ハワイ州観光局 ハワイアンキルトとは 19世紀前半に、アメリカの宣教師の妻たちが、ハワイ王朝の女性たちに伝えたパッチワークが原形です。その後、ハワイの樹木や花、ハワイ王朝と関わりが深い旗や王冠などをモチーフにしたアップリケ・キルティングとなりました。家族や友人の幸せを願う贈り物、失われた母国の記憶をとどめる家宝として親から子へ大切に受け継がれています。 月本学芸員に見どころを聞きました 19世紀から20世紀前半に作られたハワイアンキルトは現在残っているものは数が少なく、日本国内はもとより本場ハワイでもこれだけまとまった点数を一堂に見ることができる機会はあまりありません。 ハワイアンキルトはアメリカのアップリケキルトがハワイのポリネシア文化の影響を受けて独自に変化したもので、別布で重ねられたモチーフの輪郭にそって幾重にも縫われたコントア(輪郭)キルティングの立体感が、目に心地よいリズムを伝えます。また、ハワイの植物やハワイ王朝に関するモチーフからは南国らしい大らかさが感じられます。 ホノルルアートウィーク 姉妹都市締結記念日を含む10月24日㈫~29日㈰のホノルルアートウィークは、市内在住・在勤・在学の方は観覧無料です。