7月15日号平成28年(2016年)発行No.1050 人 口▶239,824人(前月比5人増) 世帯数▶98,754世帯(前月比53世帯増) (平成28年6月1日現在) ※ 国勢調査 速報値 ●発行/茅ヶ崎市 ●編集/企画部秘書広報課 ●発行日/毎月1日・15日 〒253-8686 茅ヶ崎市茅ヶ崎1-1-1 ☎0467(82)1111 FAX0467(87)8118 自分たちのまちは、自分たちで守る! わたしは、消防団員  4月14日に発生した熊本地震では、地元の消防団が、生き埋めになった住民をいち早く救助するなど、救助・救援に奮闘した活躍が注目を集めました。地元を熟知し、状況に応じた素早い動きで地域を守る消防団は、いざというときの頼れる存在です。  茅ヶ崎市内では約400人の消防団員が「まちを守る!」という熱い思いで任務にあたっています。 【消防本部警防救命課整備担当】 消防団長 長嶋 裕(ゆたか)さん  私たち消防団員は、それぞれ職業を持つ傍ら、「自分たちのまちは自分たちで守る」という精神で、さまざまな活動をしています。  日ごろは火災予防の啓発や地域の巡回を行っています。また、火災・風水害・大規模災害などが発生した場合には、自宅や職場から現場に駆け付け、地域に密着した消防団ならではの対応ができるよう心がけています。  団員の確保は地域防災の維持や強化に欠かせません。消防団員の定数は条例で定められていて、茅ヶ崎市の団員数は条例定数427人に達していないのが現状です。消防団では消防団員を随時募集しています。団員となって、私たちと一緒に、わがまちを守りましょう。 消防団第15分団(下赤羽根・高田地区担当)(実員26人) 消防団員の位置付け 非常勤特別職の地方公務員 入団条件 市内在住・在勤・在学で18歳以上の方(男女共) 入団方法 消防本部警防救命課☎(82)1111にご連絡ください 女性や若い世代の力が必要です  茅ヶ崎市消防団は全22分団、402人の消防団員が所属しています。かつては自営業の方が多くを占めていましたが、今では会社勤めの方の割合が増加し、団員の約6割を占めます。10年前には、38.3歳だった団員の平均年齢は現在43.6歳と高くなっています。地区ごとに決められた定員に達していない分団もあり、消防団の継続的な活動のためには、女性や若い世代の力が必要です。  消防団員には「茅ヶ崎が好き、茅ヶ崎を守りたい」という思いがあり、入団条件を満たせば男女問わず入団できます。地域の安全・安心のため、みなさんのご協力をお願いします。 市消防団HP 7月28日㈭開催 第50回神奈川県消防操法大会に出場します  消防操法大会(ポンプ操法)は、災害時の消火活動を迅速かつ的確・安全に行うため、消防団員が日ごろの訓練で磨き上げた消火技術を競い合う大会です。神奈川県総合防災センター(厚木市下津古久)(しもつこく)で開催されるこの大会に、消防団第15分団(下赤羽根・高田地区担当)が茅ヶ崎市の代表として出場します。  多忙な仕事の合間を縫い、夜間や休日の訓練に励む団員たち。上位入賞を目指します。 第15分団分団長 川邊 泰之さん 仲間は家族のような存在です  消防団に入り15年になります。昼間は建設現場で働き、夜は週に3回、大会出場に向け訓練をしています。火災現場で消防団員は、消火活動とともに交通整理や近隣住民の誘導など、消防隊と連携し安全な消火活動が行えるよう努めています。緊迫した場面で大切なのは消防団員一人一人の意識とチームワークです。厳しい訓練を一緒に経験した仲間は私にとって家族のような存在です。消防団員として地域を守る活動にとてもやりがいを感じています。 第15分団副分団長 奥津 光彦さん 息を合わせ勝利を目指します  第15分団は操法大会出場のために一から訓練を行い、基礎を積み重ねてきました。われわれが出場する小型ポンプ操法は、出場する4人の所作を合わせることが最も大切です。選手の息が合えば、必ず大会でも良い結果が出せると思います。選手が力を出せるよう環境を整えるなどのサポートを行っています。茅ヶ崎市の代表として、勝利を目指して戦ってきます。