小出地区の地形と字名

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ページ番号 C1009828  更新日  令和5年3月31日

 茅ヶ崎市の香川・甘沼・赤羽根以北の小出地区は、洪積台地である相模原台地の末端にあたり、高座丘陵と呼ばれている。

 比較的緩やかな起伏の丘陵を、小出川や支流の駒寄川などが侵食し、谷戸をつくり出している。谷戸の内では、台地や丘陵からの浸透水や湧出水を水源とした水田が、谷戸田と呼ばれ利用されてきた。

 県道藤沢平塚線の走る堤二本松は、丘陵面が南北方向から侵食され、昔から「馬の背」と呼ばれている。

 また、県立茅ヶ崎北陵高校の位置する舌状台地の先端では、「西方貝塚」が発掘され、縄文時代前期には、台地の先端が小出川の河口で、現在は海岸線から4.7キロメートル離れているが、相模湾がここまで入り込んでいたことがわかります。
 これら茅ヶ崎北部の台地部分は、頂部の平坦面といくつもの谷と小出川や駒寄川沿いの平坦部とで、複雑な地形となっている。山と谷のいりくんだ地形が地名にもあらわれている。
 台地にかかわる山・台・原・森などや、谷戸にかかわる谷・沢・久保(窪と同様に窪地をあらわす)や坂などの文字が小出地区の地名に圧倒的に多い。

参考資料:(地図集『大地が語る歴史』茅ヶ崎市史現代第7巻 89頁、158頁 野中和幸 93頁 川城三千雄 平成9年 茅ヶ崎市)

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