政策提案書No.6 湘南・茅ヶ崎北部を農/食/食文化と健康の景勝地へ

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ページ番号 C1015540  更新日  令和5年3月31日

処理区分
結果公表中
提案の名称

湘南・茅ヶ崎北部を農/食/食文化と健康の景勝地へ

受付番号
No.6
受理日
平成27年10月30日(金曜日)
概要

 茅ヶ崎北部地域を中心に6次産業化等の新たな視点に立ち、地域食材の生産等を実施する「(1)6次産業化事業」、農食と健康の視点に立ち、実証プログラムの作成や各種イベント等を実施する「(2)農と食の健康・未病・介護予防の推進事業」、郷土料理の企画開発等を行い、北部地域の魅力を発信する「(3)農/食/食文化/景観の魅力発信事業」の3事業を柱として、地域活性化と地域ブランド化の推進を図り、地域住民の健康で楽しく豊かで幸せなライフスタイルを実現する。また、これらに取り組む組織として「湘南・茅ヶ崎北部の農食健観モデル地域協議会(仮称)」を設置し、地域が主体となって行う地域活性化、地域づくりの先進的モデルを目指すことを提案する。

政策提案書

処理状況

平成27年10月30日 受理
平成27年11月18日 市民参加協働調整会議政策提案調整部会にて内容確認、提案者より提案内容のプレゼンテーション
平成27年12月16日 市民参加協働調整会議政策提案調整部会にて審議
平成28年 1月 6日 市民参加協働調整会議にて審議
平成28年 1月18日 提案者へ回答

ご提案に対する市の考え方

「6次産業化事業」について

6次産業化事業について

 地産地消は、地域農業振興の観点からも、消費者と一体となり、地場産農産物を盛り上げていく多くの可能性を秘めていると考えております。市では、これまでに“茅産茅消”の推進、支援に向けて、茅ヶ崎産の生産物を使用した商品を取り扱っているお店の情報を募集し、応募いただいた事業者には「市ホームページへの掲載」、「市生産物やイベント情報等の提供」を行うなどの取り組みも行ってきました。また、6次産業化については、地域農業の発展といった視点からも非常に有効であることは、市としても十分認識しているところです。
 しかしながら、6次産業化の推進は、これまでもJAが生産者や民間企業と連携して、各種事業に取り組んできており、民間の専門性や柔軟な発想を活かしながら、今後も同様な形で展開していくことが最も効果的・効率的であると考えていることから、市としては、こういった民間による取り組みを積極的に支援していきたいと考えております。同様に、地域ブランドに関する取り組みについても、民間主導での検討を支援しており、市としては、茅ヶ崎の事業者の皆さまが他の地域ではなく、「茅ヶ崎でなくてはならない特別なもの」を意識して取り組んでいけるよう、今後も支援していきたいと考えております。

農業後継者の育成について
 農業後継者の育成、担い手の確保については、非農家から新たに農業を営む場合には、さまざまなハードルがありますが、市では、従来より、新規就農者の増加に向けて、個別相談から手続、農地のあっせん等の就農支援を実施しているところです。就農支援については、個々に求める条件が違うことも多いことから、一律枠組みを設定しての支援ではなく、今後も個別ケースに柔軟に対応しつつ、希望者のニーズに合った支援に努めていきたいと考えております。

「農と食の健康・未病・介護予防の推進事業」について

 食べものや食べることは、健康をつくる要素であり、何をどのように食べるかの知識を身につけることによって、生活習慣病予防につながります。
 本市では、食育推進計画の基本目標1に「心豊かな健康づくり」、健康増進計画の基本目標に「自立して生活するための健康の維持・増進」を掲げ、一人ひとりが食生活の重要性を認識し、日常生活で実践できるように、一年を通しライフステージ別の栄養改善教室や料理講習会、講演会等を実施しております。
 さらに、食育は地産地消の促進や地域産業の振興など、食を通じて地域の活性化を促進する役割を担っていることから、食育推進計画の基本目標の3を「多様な主体を通じた食のまちづくり」として、茅ヶ崎地区食品衛生協会や文教大学健康栄養学部の学生、地域の食の専門家等と連携するなど、地域の食育への参加の促進を行っております。
 そのほか、食生活改善推進団体や健口体操を普及する8020運動推進員等のボランティアとも連携して、市民の食からの健康づくりを支援しております。
 ご提案いただいた政策のうち、食を通じた健康づくりにおいては、一人ひとりの健康づくりを社会全体で取り組むことが重要とされており、地域で支え合うことが必要です。そのため、マーケティング調査や体験農園の運営、キッチン&ラボの開設など、幅広いご提案をいただきましたが、医療的な分野以外については、地域の個人や様々な団体がその特性を活かして活動することが健康な地域社会づくりになるものであることからも、市はその連携の推進や支援を担い、環境づくりを主体的に推進してまいります。
 また、超高齢社会を迎え、今後益々高齢者が増える中で、エネルギーやたんぱく質等の不足による低栄養状態を防ぐことは、介護予防にもつながるものです。そういった中で、ご提案の中にある介護食品については、見た目も美しく、美味しく、かつ栄養もあるスマイルケア食の必要性が今後より一層高まるという点は認識しているところです。
 しかしながら、スマイルケア食について、市としては、開発や制作、販売を主体的に行っていくのではなく、既に完成させていただいている試作品の活用を含め、取組を必要に応じて支援していくことが、柔軟性や機動性を保ちながら取組を推進していくためにも効果的かつ効率的であると考えます。今後、現在展開している事業の中で、スマイルケア食の活用や普及・啓発を積極的に検討してまいります。
 また、豊かな長寿社会に向けたまちづくりを産学官民の連携により推進することを目的として、豊かな長寿社会コンソーシアムを組織しております。本コンソーシアムでは、豊かな長寿社会に関する情報発信を行うほか、新たな取り組みの創出に向けて他の主体との連携支援などを行っておりますので、ご提案者の自主的な取り組みにつきましては、本コンソーシアムの中でご対応させていただくことの可能性についても今後ご協議させていただければと考えております。

「農/食/食文化/景観の魅力発信事業」について
 平成26年に制定された「まち・ひと・しごと創生法」に基づき策定する、地方版総合戦略の一環として、歴史・文化資源を見せるだけでなく、各地を巡ってつながりある物語を楽しむ演出や学習の仕組みづくりなど、歴史・文化を活かした魅力のプロデュースを展開する取組みを視野に入れた位置づけを検討しており、茅ヶ崎の魅力を最大限に活かし、「ちがさき愛」あふれる人を増やしていくことで、本市における将来人口構成の安定化を図るよう考えております。
 ご提案の「湘南・茅ヶ崎北部の地域ブランド化計画の立案、事業実施」に関しましては、小出や下寺尾、堤などの持つ歴史・文化の魅力の発信について、今後、本市としての方向性を定める中で、連携も含め検討してまいりたいと考えております。

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このページに関するお問い合わせ

くらし安心部 市民自治推進課 協働推進担当
市役所本庁舎4階
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電話:0467-81-7126 ファクス:0467-87-8118
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