9から11か月頃の離乳食

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ページ番号 C1004569  更新日  令和5年3月31日

3回食への移行

モグモグが上手にできるようになり、2回食に慣れてきたらそろそろ3回食に進めていきます。3回食になると1日の栄養量の半分以上を離乳食から摂るようになるので、栄養バランスを考えながら献立を考えましょう。また、起床、就寝、昼寝、食事、遊び(身体を動かす)など、徐々に生活リズムを整えていきましょう。

この時期のポイント

離乳食の時間と授乳回数

1日3回、授乳の前にあげて食後すぐに赤ちゃんが欲しがるだけ授乳します。離乳食の時間の間隔は、4時間以上あけるようにします。3回目の離乳食は遅くても19時までには食べ終わるようにしましょう。離乳食の量が増えるにつれ、食後の授乳は徐々に減り、なくなっていきますが、まだ3回の離乳食だけでは栄養が足りないので、離乳食以外に2回くらい授乳をしましょう。

 

固さと味付け

この時期の赤ちゃんの舌は前後、上下の動きに加えて、左右にも動くようになり、形のある物を奥の歯茎の上にのせてつぶせるようになります。舌の左右の動きが加わると、唇は左右非対称に動く様子が見られ、食べ物をかんでいる方向によるようになります。

固い物を細かく刻んであげるのでは『噛む』練習にならないので、奥の歯茎の上に乗る大きさと歯茎でつぶせる柔らかさに調理します。
また、食品の幅も広がり色々な調理ができますが、味付けは薄味を心がけましょう。

食べさせ方

くぼみのある離乳食用スプーンを下唇にのせ、上唇が閉じるのをまちましょう。

栄養バランス

主食(ごはん・パン・麺類)、主菜(魚・大豆製品・肉・卵類)、副菜(野菜・海藻類)を揃えて栄養バランスに気をつけましょう。鉄が不足しやすい時期なので、鉄が豊富な食品を組み合わせてとるようにましょう。

<鉄が豊富な食品>

赤身の肉、赤身の魚(まぐろ、かつおなど)、卵黄、木綿豆腐、納豆、きな粉、小松菜、ほうれん草、ごま など

手づかみ食べについて

そろそろ色々な物に興味を示したり、自分で食べたい気持ちも芽生えてくる時期でもあります。自分で手を出し口に運ぶような様子が見られたら、手づかみ食べがしやすい形のものも用意してみましょう。

自分で食べる意欲が活発になるので、窒息など食事中の事故にも注意が必要です。おもちやちくわ、こんにゃくゼリーなど弾力があるものは手づかみ食べには適していません。あめや大豆など気道につまりやすい食べ物にも注意が必要です。
 (注:手づかみ食べをさせるときは、口に詰め込んでしまう恐れがあるため、必ずそばについていてください。)

量について

食べる量については、『離乳食の進め方の目安』にも記載されていますが、あくまでも目安です。母子健康手帳の身体発育曲線で確認してみてください。順調に伸びていれば個性と思って赤ちゃんのペースに合わせましょう。

教室のご案内

「そろそろ1歳、これからどのような注意が必要?」と思ったら『1歳児の食事と歯の教室』(11から12か月児にあたる月(第1子優先))にご参加してみてください。
「離乳食、むし歯予防、生活リズム・卒乳」について、栄養士・歯科衛生士・保健師からの講話で確認していただけます。

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