第3期第2回　「里山はっけん隊！」（平成24年・冬）

イベントカテゴリ： イベント

冬の里山を歩いて「はっけん！」

　四季の里山を親子で訪れ、人と動植物の関わりなど、自然の「つながり」を学ぶ「里山はっけん隊！」。平成24年12月2日（日曜日）に実施した第3期2回目となる活動では、冬の寒さも何のその！　子ども21人、大人20人の元気なご家族が参加して、自然と人とが織りなす里山の営みについて、体験学習しました。午前中は自然観察、午後のワークショップでは、かまど体験と里山マップづくりを行いました。マップづくりでは、第1回でも使った「はっけん！カード」のほかに、「おきにいりカード」を使って、自分のお気に入り場所にニックネームをつけて発表し、地図にハート印を付けました。ハートが集中したのは黒米田んぼ。広々とした刈田を歩いたことや、生き物がたくさん見つかったことが印象に残ったようです。参加者アンケートでも「田んぼの大切さが分かった」という回答が多くありました。

　共催：公益財団法人　神奈川県公園協会
　協力：柳谷の自然に学ぶ会

• 第2回「はっけん！ノート」（事前学習用テキスト） （PDF 1.5MB）

第2回「里山はっけん隊！」の風景

スケジュール

• 市役所
• 柳谷
• 自然観察
  ・「はっけん！カード」記入
• 昼食
• ワークショップ
  かまど体験／自然観察振り返り／「はっけん！カード」仕上げ／「おきにいりカード」づくり／おやつタイム、紙芝居「がまくんの冒険」／「はっけん！カード」「おきにいりカード」発表／まとめ
• 市役所
• 解散

一日の様子

午前中は、神奈川県公園協会の職員さんと「柳谷の自然に学ぶ会」の皆さんの案内で、自然観察を行いました。植物の冬越しの様子を観察したり・・・

こんなオオカマキリや、

カマキリの卵のうも「はっけん！」です。

「なんだこれ？」見つけたものは「はっけん！カード」に記録します。

田んぼを前に「茅ヶ崎の農業クイズ」です。
問題。茅ヶ崎市の面積3,576haのうち、田んぼは何ヘクタールあるでしょう？
1.　約50ヘクタール
2.　約100ヘクタール
3.　約200ヘクタール

 　正解は・・・・・・1番、約50ヘクタールでした！！

特別に許可をいただいて、稲を刈った後の「刈田」の中を歩きました。

空が高くて気持ちい～い！　昔の子どもは、冬の刈田で凧揚げしたり、お相撲したりしてたんですって。

田んぼではたくさんの生命が育まれています。これはオニヤンマのヤゴ。

みんなの人気者、ニホンアマガエル。

午後はドキドキ「かまど体験」。茅ヶ崎産の「湘南タゲリ米」と「小出の黒米」でご飯を炊きます。

たき付けにする「燃し木」も自分たちで探します。昔の人はこれを集めるのがとても大変だったそうです。

「火吹き竹」で火吹きも体験しました。なかなか、じょうずでしょ？

みんなでおむすびを握って、いただきま～す！

最後は、みんなが描いた「はっけん！カード」と見つけた場所の発表です。自分のお気に入りの場所にはあだ名を付けて、大きな地図にハートのシールを貼りました。みんな、また来てね！

参加者のご感想です。（抜粋）

お子様

• 人とのかんけいがわかった。
• またたんぼにいきたい。
• 草ぼうぼうの所に入ったり、ふだんできないことがいろいろできた。
• おこめをたくとき竹で吹いたらいっぱい火があがってうれしかった。

保護者のかた

• すばらしい自然があるのに知らない人が多いと思う。
• 四季を感じられる場所として大切にしたい。
• 紙しばいが良かった。かまどの火ふき竹の実演も良かった。毎回楽しく参加し、1つずつ里山について知ることができ喜んでいる。
• 個人的にもっと頻繁に訪れ親しんでいきたい。

開催日

平成24年12月2日（日曜日）